家電製品の選び方と買い方

エアコンの選び方

最終更新日 2018年10月19日

エアコンとは

エアコンとはエア・コンディショナーの略で、室内の温度や湿度の調節をする家電製品です。また空気の清浄化も行うエアコンもあります。エアコンは各家庭に一台ではなく、リビングに一台、寝室に一台、子供部屋に一台という風に一家に数台エアコンがある家庭が珍しくないと思います。家庭にエアコンが一台だけでも、年間の電気代の大半を占めてしまうほどエアコンの消費電力は高いです。よってできるだけ省エネに優れたエアコンを選びたいです。

スペックの見方

項目 見方
部屋の広さ(畳数) エアコンは、対応している部屋の広さによって能力が違います。もちろんエアコンの対応している部屋の広さが大きいほど能力が高いです。たいていは○畳というふうに畳数の目安で表示されています。

また最小値〜最大値と表示されており(例:8〜12畳)、最小値は木造住宅、最大値が鉄筋住宅に設置する場合のエアコンの能力の目安です。

基本的にエアコン設置の部屋と同じくらいの部屋の広さに対応しているエアコンを選ぶことです。しかし、設置部屋によって条件が違ったりしますので、少し余裕(2畳くらい)を持たせてエアコンを選びたいです。エアコンの能力が不足する部屋で使用すると、部屋が十分に冷えなかったり暖まらないこともあり、エアコンの内部の部品などの寿命を早めます。

エアコンの能力の目安。設置予定のお部屋より2〜3畳程度余裕を持たせましょう。
電源電圧 部屋の広さが20畳を超えるような大きな部屋に対応するエアコンは、電源が200Vのみ対応という機種があります。設置予定の自宅が200Vの電圧に対応していない場合、エアコン設置とは別の工事費が必要です。
能力(kW) 例えば4.2kWh(0.9kWh〜5.5kWh)と表示されていたら、4.2kWhがエアコンの能力を示します。括弧の中はエアコンの出力の調節範囲です。部屋の広さが同じなら、能力値はほぼ同じです。また括弧の中の値は、スピーディな冷房または暖房を求める方や、寒さが厳しい地域にて使用する方にとって、最大値が大きい方がいいです。
期間消費電力量(kWh) 期間消費電力量が小さいほど、電気量が少なくすみます。この量に電気代(1kWhあたり約22円)をかければ、エアコンの年間電気代の目安が出せます。同じ能力を持つエアコンで比べるのがポイントです。つまりこの値は省エネの目安で、この値が小さい方が良いです
冷暖房平均エネルギー消費効率(COP) COPの値が大きいほど、エネルギー効率が高いので、省エネということになります。よってこの値は省エネの目安で、この値が大きい方が良いです。
省エネ基準達成率 省エネ基準をどれだけ達成したかを数値で表したものです。90%等と%表示されています。この数値が高いほど省エネに優れているということになります。
機能 各メーカーは、エアコンに除湿機能や空気を浄化する機能、自動でフィルターを掃除してくれる機能を搭載させています。自分に必要な機能があるならば、その機能が搭載されているか確認する必要があります。

製品の価格と機能、性能

同じ冷暖房能力を持つエアコンなら、できるだけ安い方を買いたいです。ですが同じ冷暖房能力を持つにもかかわらず、5万以上の差がある製品を比べてみてください。特に省エネ性を示す、期間消費電力量とCOPの値が結構違うと思います。また機種に搭載されている機能にも差があるはずです。価格が高い高級機は省エネ性に優れ、便利な機能が搭載されているのです。この点もよく考慮して選びたいです。

大きなお部屋での設置

大きなお部屋、またはリビングと隣のお部屋も冷暖房を行いたいとき、20畳を超えてしまう場合があります。20畳を超える面積に対応するエアコンもありますが、電源が200Vのみで設置に問題が生じることもあります。

ここで解決策の一つが、10畳用のエアコンを2台設置することです。設置場所をとりますが、2台設置により冷暖房効率がよく、また10畳用レベルのエアコンの方がCOPが高いので省エネに優れており、年間電気代をみればこの方がお得になる場合があります。