家電製品の選び方と買い方

こたつの選び方

最終更新日 2016年05月04日

こたつとは

こたつは、電気の力により発生する熱源を備えたテーブルに布団をかけて、その中に入って暖まる事ができる家電製品です。局所的に暖める事ができる家電製品のため、お部屋全体は暖められません。そのため、エアコンや石油ファンヒーター等のお部屋全体を暖める事ができる家電製品と併用して使われる事が多いです。

暖房コストが安い

こたつは、他の暖房器具と比べて比較的暖房コストが安いです。そのため、あまり寒さが厳しくなければ、こたつだけで暖まったり、エアコンの設定温度を低めにして、こたつでよく暖まるようにする等して、暖房コストを抑える事ができます。

形状の選び方

こたつには、様々なテーブルの形状をした製品があります。家族構成やお部屋の広さ、インテリアを考慮して適切に選ぶ必要があります。

こたつのテーブルには、主に以下のような形状をした製品があります。

形状 特徴など
長方形 長方形のテーブルは、大きめのこたつに良く見られます。大型の長方形テーブルは、4人以上の大人数で使用するのに向いています。家族で使用するなら、無難な選択と言えます。
正方形 正方形のテーブルは、小さめのこたつに良く見られます。小型の正方形テーブルは、1人や2人で使用するのに向いています。大き目の正方形テーブルであれば、4人でも使用でき、中央から各人への距離が等しいというメリットがあります。
円形 円形のテーブルは、あまり見られませんが、大型の円形テーブルは角がないため、4人以上で使用するのに向いています。小さめの円形テーブルもあり、こちらは1人か2人で使用するのに向いています。円形テーブルの中には、楕円形をしたこたつもあります。

サイズの選び方

こたつのサイズは、こたつを設置するお部屋の広さと、使用する人数を考慮して選ぶ必要があります。

特に気をつけたいのはお部屋の広さであり、こたつが大きすぎて設置できないといった事態は避けたいです。そのため、こたつを選んだらサイズを確認し、メジャー等を用いてお部屋で設置イメージをしておくのが重要です。その際は、人が座るスペースも考慮する必要があります。

長方形の場合

こたつに限らず、テーブルで1人に必要な幅は約 60cm、奥行きは約 40cm です。4人で使用するなら、2倍の約 120cm の幅は欲しいです。これより小さい幅の4人用のこたつもありますが、窮屈に感じる恐れがあります。

奥行きは、対面で使用するなら 80cm は欲しいです。これより狭いと、足がぶつかったりと窮屈に感じる恐れがあります。

長方形には、6人で囲んで座れるこたつもあります。その場合は、幅は約 160〜180cm、奥行きは約 90cm は欲しいです。

正方形の場合

正方形は、主に1人や2人で使用するのに向いており、あまり大きなサイズのこたつはありません。1人で使用するなら幅は約 80cm、2人で使用するなら幅は約 90 cm は欲しいです。

4人で使用するなら、さらに大きいサイズが欲しいですが、正方形ではあまり大きいサイズのこたつはなく、長方形の方が4人で使用するのに向いている事もありますので、長方形を選ぶ事を検討するのがおすすめです。

円形の場合

円形は、主に1人や2人で使用するのに向いており、あまり大きなサイズのこたつはありません。1人で使用するなら幅(直径)は約 80cm、2人で使用するなら幅(直径)は約 90 cm は欲しいです。

4人で使用するなら、さらに大きいサイズが欲しいですが、円形ではあまり大きいサイズのこたつはなく、円形だとテーブルの面積の割りに必要な設置スペースが広いため、長方形を選ぶ事を検討するのがおすすめです。

実際にショップでサイズを確かめてみる

こたつは、実際に見たり座ってみないと、丁度良いサイズかどうかわからないものです。人によって体格が異なりますし、窮屈ではないと感じるスペースも異なります。

もし、時間に余裕があり、近場に様々なサイズのこたつを展示しているショップがあれば、見に行って確かめてみるのがおすすめです。

テーブルの脚の選び方

こたつに使われるテーブルの脚には、脚が固定されて動かせないものと、脚を折り曲げて畳めるものがあります。寒い冬はこたつとして使い、それ以外の季節では通常のテーブルとして使うなら、脚が固定されていても問題ありませんが、冬以外の季節にしまうのであれば、脚を畳めるこたつの方が便利です。

また、脚が固定されて動かせないこたつでも、ネジ等の金具で固定されており、工具を使えば脚を外せるこたつもあります。やや面倒な作業が発生しますが、このようなこたつであれば、脚を外してすっきり収納できます。

テーブルの角の形状の選び方

テーブルには様々な形状をしたものがありますが、角に関しては注目して選びたいです。安全性を考慮すると、角が丸みを帯びている方が良いです。丸みを帯びていれば、万一ぶつかってしまった時に衝撃を和らげる事ができます。

特に、高齢者や子供も使用するのであれば、転倒等の万一の事態が発生する可能性がある事を考慮して、角が丸みを帯びているこたつを選びたいです。

ヒーターの選び方

こたつとして使われるテーブルには、電気の力で発熱するヒーターが取り付けられています。こたつに使われるヒーターには、幾つかの種類があり、種類の違いによって暖まるまでの速さや、暖かさ、寿命の長さが異なりますが、大差は出ません。そのため、あまり重視して選ぶ必要性は低いですが、ヒーターにもこだわって選ぶなら、以下のヒーターの種類と特徴を抑えておきたいです。

形状 特徴など
石英菅ヒーター 石英菅ヒーターは、石英菅の中にニクロム線があり、このニクロム線に電気が通り発熱します。ニクロム線は空気中で発熱しても燃焼しませんので、石英菅の中には空気が存在します。そのため、ニクロム線から石英菅の空気を通して周囲への熱が伝わりやすく、暖まるのが早いです。

石英菅ヒーターは、昔からよく使われてきましたが、今では暖まる早さや寿命がより優れたハロゲンヒーターやコルチェヒーターがよく使われるようになっています。

ただ、石英菅ヒーターにもメリットがあり、それは遠赤外線をよく放出する点です。遠赤外線は人体に吸収されやすく、太陽や炭火にも多く含まれている電磁波であり、体の芯からよく暖まると感じやすいです。
ハロゲンヒーター ハロゲンヒーターは、石英菅の中にタングステンでできたフィラメントがあり、このタングステンのフィラメントに電気が通り発熱します。タングステンは、発熱すると固体から気体になってしまいますが、石英菅の中に密封されているハロゲンガスによって、再びフィラメントへ戻る仕組みがあり、長寿命を実現しています。
コルチェヒーター コルチェヒーターは、ハロゲンヒーターと同様の構造をしていますが、改良が加えられており、ハロゲンヒーターよりも暖まるのが早く、長寿命を実現しています。コルチェヒーターの価格は高いため、コルチェヒーターを採用したこたつの価格は高めとなりますが、暖まる早さ、寿命の長さを重視して選ぶなら、コルチェヒーターがおすすめです。

ヒーターの温度調整機能の選び方

たいていのこたつは、暑すぎたりならないように温度調整機能が付いています。ヒーターの強さ調整機能等とも呼ばれますが、このヒーターから発生する熱を調整する機能がないと、電源スイッチの ON/OFF で調整する事になり不便です。また、ヒーターを弱めにして、電気代を節約する使い方ができません。

そのため、ヒーターの温度調整機能があるこたつを選ぶのがおすすめです。調整は、無段階にできるこたつもあれば、レベルごとに有段階にできるこたつもあります。無段階調整できれば細かく温度調整できて便利ですが、有段階でも5段階程度で調整可能であれば、十分便利に使えます。

掛け布団、敷布団の選び方

こたつは、テーブルの下に敷布団、上に掛け布団が必要です。

たいていのこたつは、掛け布団、敷布団がセットになって販売されていますが、中にはテーブル本体のみで販売されている製品もあります。もし、掛け布団と敷布団も必要であれば、セットになっている製品を選ぶと、テーブルに合う掛け布団、敷布団を探す手間が無くなり楽です。

掛け布団、敷布団がセットになっていない製品でも、その製品に合う掛け布団、敷布団が別売りとして紹介しているショップもありますので、このような場合でも掛け布団、敷布団を探す手間が省けます。