家電製品の選び方と買い方

石油ファンヒーターの選び方

最終更新日 2016年05月03日

石油ファンヒーターとは

石油ファンヒーターとは、灯油の燃焼により発生する熱を利用してお部屋の空気を暖めることが可能な家電製品です。送風機を用いて温風を出しますので、お部屋の空気を循環させる力があり、暖房能力が非常に高くお部屋全体を速く暖めることが可能です。

お部屋全体を暖められるといっても、大きなお部屋では暖房能力が足りないためお部屋全体の空気を暖めることができないといったこともあります。そのため、自分が石油ファンヒーターを使用する環境に合わせて適切な石油ファンヒーターを選ぶことが重要です。

部屋の広さ(畳)

石油ファンヒーターには、使用するお部屋の広さに応じて様々な暖房能力を持った機種があります。たいていは○畳というふうに畳数の目安で表示されています。木造住宅と鉄筋(コンクリート)住宅、それぞれの場合について対応しているお部屋の広さが記されていることが多いです。石油ファンヒーターは結構柔軟に対応する機種が多く、4.5 畳〜 12 畳という風に、対応するお部屋の広さに幅があることが多いです。

石油ファンヒーターは暖房能力が高いので、対応しているお部屋の広さよりも広いお部屋で使用しても十分暖まるということが珍しくないですが、少なくとも自分が石油ファンヒーターを使用するお部屋の広さより、小さいお部屋までしか対応していない石油ファンヒーターを選ぶことを避ければ大丈夫です。

石油ファンヒーターが対応している部屋の広さが、自分のお部屋の広さにぴったり一致する石油ファンヒーターを選ぶと、お部屋が全体がよく暖まらない、または暖まるまでの時間が長くなるといった事が起きる可能性があります。そのため、石油ファンヒーター設置予定のお部屋より、2〜3畳程度余裕を持たせて選ぶのが望ましいです。特にお部屋の風通しが良い木造住宅や、寒冷地では暖房能力が高い石油ファンヒーターを選ぶのが無難です。

運転音

石油ファンヒーターは送風機を使って温風を出しますので、その動作音などが発生します。あまり静音性を気にしないのであれば、運転音にこだわって選ぶ必要はありません。

メーカーによっては、動作音を抑えた静音モデルもありますので、運転音を抑えたい方は、このようなモデルの選択を考えてみるのがおすすめです。

付加機能

石油ファンヒーターには、様々な付加機能があります。どの機種にも最低限必要な機能が付いていますので、あまり付加機能にこだわって選ぶ必要性はありませんが、自分が使用したい機能があれば、付いているか見て選ぶと良いです。特に安全機能は、良く見ておきたいです。石油ファンヒーターは火を使いますので、火災等の事故を防ぐためにも安全機能が重要です。

以下は、主な付加機能の一覧です。

項目 特徴
安全機能 石油ファンヒーターは火を使うので、火災の危険があります。特に小さいお子様がいるご家庭では、勝手に操作できないようにするロック機能や、万が一のために温風口が塞がると、自動停止させるセンサー機能を搭載した石油ファンヒーターを選ぶと安心です。
消臭機能 石油ファンヒーターでは、通常の暖房運転してる間は、あまり臭いは発生しませんが、特に点火や消化時に独特の臭いが発生します。最近の新製品はどれも消臭機能をつけてできるだけ臭いの発生を抑えていますので、臭いが気になる方は、消臭機能が付いている製品を選ぶのが無難です。

給油タンク

石油ファンヒーターを使用するなら避けられない灯油の給油は、結構面倒なものです。灯油を給油するときは、石油ファンヒーターから給油タンクを取り出し、灯油がある場所まで運び、そこで灯油を補給し、また石油ファンヒーターに戻すという作業が一般的です。

最近の石油ファンヒーターは、給油しやすいよう持ち運びしやすく、手が汚れにくい構造をしています。実際に使ってみないと使い勝手の比較が難しいですが、各メーカーがそれぞれ独自に工夫していますので、カタログなどの仕様を見てみると良いです。