家電製品の選び方と買い方

昨シーズンに余った灯油を使用しても問題ないのか

最終更新日 2016年05月06日

頭を悩ます古い灯油問題

寒くなった時期、灯油を利用する石油ファンヒーターや石油ストーブを利用している方は、余った灯油に頭を悩ますのではないでしょうか。なかなか灯油を全て使い切って、暖房シーズンを終えるのは難しいでしょうし、余った灯油を廃棄するのはもったいないと思うでしょう。

しかし、余った灯油は劣化などして、石油ファンヒーターや石油ストーブにとって良くないのではと考えられます。もし、余った灯油を利用して、暖房器具が故障してしまったら損失につながりますし、火災などの事故につながってしまったら元も子もないでしょう。

思い出してみると、私が小さい頃、両親は昨シーズンに余った灯油を、石油ファンヒーターや石油ストーブに使用していたと思います。それで特に事故や故障などのトラブルは起きなかったと思います。

また、ネット上を見てみると、昨シーズンに余った灯油を使用している方が多いように見受けられます。

しかし、一般的に、古くなった灯油は使わないのが無難と言われています。灯油の販売を行っているところや、灯油を利用する暖房器具の製造、販売を行っているメーカーのウェブサイトを見てみると、昨シーズンの灯油は廃棄し、新しい灯油を利用するよう推奨されています。

古い灯油を使用すると何が問題か

灯油は、徐々に酸化し、成分が変わってきて変質します。また、空気中の水分が混ざってしまう事もあります。

このような灯油を、石油ファンヒーターや石油ストーブなどの暖房器具で使用すると、通常より燃えにくくなり、暖房器具の故障や寿命を縮める原因となります。

また、古い灯油は不完全燃焼を起こしやすく、猛毒の一酸化炭素が発生しやすくなります。

このように最悪命の危険に至る可能性もあるため、古くなった灯油は使わないのが無難です。

変質した灯油の見分け方

灯油は無色透明ですが、変質すると色が付きます。よって、灯油が変質しているか確かめたいときは、少量を透明なコップに入れてみて、無色透明か確認すると良いでしょう。 また、無色透明でも、酸味のような臭いがする場合もありますが、その場合も灯油が変質している恐れが高いです。

灯油の処分方法

灯油は、灯油の販売店や、近くのガソリンスタンドで処分をお願いする方法が一般的です。両者ともに、灯油の処分は有料か無料か分かれるところですが、中には灯油の処分を受け付けていない販売店やガソリンスタンドもあるので、事前に問い合わせておくのが良いでしょう。