家電製品の選び方と買い方

セラミックヒーターの選び方

最終更新日 2016年05月04日

セラミックヒーターとは

セラミックヒーターは、電気の力でセラミックを発熱させて、お部屋の空気を暖める事が可能な家電製品です。セラミックから発する熱を利用して温風を出し、室内の空気を循環させるためにファンが付いていますので、セラミックファンヒーターと呼ばれる事が多いです。

セラミックヒーターは、お部屋全体を暖められる暖房器具と言えますが、エアコンや石油ファンヒーター、ガスファンヒーター等と比べると暖房能力は低いです。トイレや洗面所、お風呂場の脱衣場等の狭い空間では、お部屋全体を暖められますが、リビング等の広いお部屋では十分に室内の温度を上げる事ができず、電気ストーブ等のような局所的に暖められる暖房器具となります。

セラミックヒーターのメリット

セラミックヒーターには、以下のようなメリットがあります。

温風がすぐ出る

セラミックヒーターは、電源 ON 後に素早く温風が出てきます。そのため、局所的にはなりますが、すぐに暖まる事ができます。

排気ガスが無いため、空気を汚さない

セラミックヒーターは、燃料を燃やしませんので、有害な排気ガスが出ません。そのため、室内を換気する手間がありません。また、灯油やガスが燃焼した時に発生する臭いが苦手の方に向いています。

燃料の補充が不要

セラミックヒーターは、燃料を燃やしませんので、燃料の補充が不要です。

セラミックヒーターのデメリット

セラミックヒーターには、以下のようなデメリットがあります。

暖房能力が低い

セラミックヒーターは、お部屋の空気を暖める事が可能ですが、エアコンや石油ファンヒーター、ガスファンヒーター等と比べると暖房能力は低いです。そのため、室内の温度が上がるのに時間がかかります。

また、広いお部屋に対応するほどの暖房能力を持っていませんので、リビングといった大きな室内を暖める事は厳しく、そのようなお部屋では電気ストーブ等のように局所的に暖められる暖房器具として使用可能です。

小さいお部屋では、お部屋全体を暖められる暖房器具として使用可能ですが、通気性が高い木造家屋や、寒さが厳しい寒冷地では、室内が十分暖まらない可能性があります。

空気が乾燥しやすい

石油ファンヒーターやガスファンヒーターは、燃料が燃える際に水蒸気が発生するため乾燥しにくいですが、セラミックヒーターは水蒸気が発生しませんので、乾燥しやすいです。

セラミックヒーターの中には、加湿機能付きの製品もありますので、このような製品を選べば乾燥を防げます。また、別途で加湿器を用意して併用する使い方もあります。

室内の埃等を巻き上げる

セラミックヒーターは温風を利用しますので、その温風が室内の埃等を巻き上げます。

消費電力が高い

セラミックヒーターは、電気の力に頼りますので消費電力が高いです。室内が十分暖まるまで長時間使用すると、結構電気代がかかります。

部屋の広さ(畳)の選び方

セラミックヒーターには、製品によって暖房能力が異なり、対応するお部屋の広さが異なります。ただし、元々セラミックヒーターの暖房能力は低くて限度があるため、どの製品も大差ありません。

木造住宅であれば3〜5畳、鉄筋(コンクリート)住宅であれば5〜8畳の範囲内にある製品が多いです。製品によっては対応するお部屋の広さが書いてないですが、同程度の範囲内のお部屋に対応している可能性が高いです。

対応するお部屋の広さが10畳を超えるような製品も見られますが、過度な期待は禁物です。メーカーによって対応するお部屋の広さの決め方の基準は異なりますので、セラミックヒーターで対応するお部屋が広くても基準が緩い可能性が高く、対応する広さのお部屋で使用しても十分暖まりません。

タイマー機能の選び方

たいていのセラミックヒーターには、タイマー機能が付いており、消し忘れ防止に役立ったりします。消し忘れが起きると、無駄に電力を消費するだけでなく、火災の危険性が増しますので、タイマー機能が付いている製品を選びたいです。

さらにタイマーを設定していなくても、一定時間経過すると電源 OFF となるタイマー機能であれば、さらに安全性が高くなります。

自動 OFF 機能の選び方

セラミックヒーターは、燃料を燃やしませんので安全性が高い暖房器具ですが、高温が発生しているため、転倒して何かに触れたら火災につながる恐れがあります。その際に自動 OFF 機能があれば、自動で電源を OFF にしてくれますので安全です。

重要な機能のため、どのセラミックヒーターにも自動 OFF 機能が付いていますが、念のために確認しておきたいです。

加湿機能の選び方

セラミックヒーターは、使用すると室内が乾燥しやすいです。加湿機能が付いていれば乾燥を防げますが、別途で加湿器を用意する手もありますので、無理に加湿機能が付いている製品を選ぶ必要はありません。

セラミックヒーターを一台二役で使いたいのであれば、加湿機能が付いている製品を選ぶと良いです。