マルチエアコンのメリット、デメリットとは?
最終更新日
2019年05月30日
ダイキンが公開するマルチエアコンのメリット
マルチエアコン | ダイキン工業株式会社
には、マルチエアコンのメリットについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
室外機の数が減れば、室外機にかかるコスト、室外機の設置にかかるコストも減り、エアコンにかける費用を削減できるメリットもあると思われますが、マルチエアコンではない通常のエアコンとコストを比較してみないと断定はできません。
マルチエアコンではない通常のエアコンだと、使っていないエアコンの室外機の能力を活用できず、マルチエアコンなら室外機が1台のみなので、室外機の能力を無駄にしないメリットはあることはわかりますが、多くのエアコンを同時に使うと室外機の能力が足りなくなることはないのか気になります。
1台の室外機で、2台〜5台の室内機が接続可能。通常は室内機の数だけ必要になる室外機が1台で済み、住まいの外観もすっきり仕上げられます。室外機の設置スペースを確保するのが難しいほど、室外機の数を抑えられるメリットは大きいと思われます。多くの室外機を設置するスペースはあっても、室外機を減らして建物の見た目にこだわる人にとってもメリットは大きいと思われます。
(略)
一般的なエアコンは、室内機と室外機がペアで1セットになっているため、例えば、使っていないエアコンの能力を他室の空調に利用することはできません。システムマルチは、1台の室外機で最大5室(5台)の室内機が運転できるので、エアコンが持つ能力をムダにせず、使いたいお部屋の空調に利用することができます。
室外機の数が減れば、室外機にかかるコスト、室外機の設置にかかるコストも減り、エアコンにかける費用を削減できるメリットもあると思われますが、マルチエアコンではない通常のエアコンとコストを比較してみないと断定はできません。
マルチエアコンではない通常のエアコンだと、使っていないエアコンの室外機の能力を活用できず、マルチエアコンなら室外機が1台のみなので、室外機の能力を無駄にしないメリットはあることはわかりますが、多くのエアコンを同時に使うと室外機の能力が足りなくなることはないのか気になります。
パナソニックが公開するマルチエアコンのメリット、デメリット
マルチエアコン | 住宅設備用エアコン | エアコン | Panasonic
には、マルチエアコンのメリットについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
マルチエアコンの方がコストを抑えられるようですが、他にも様々な比較パターンがあり、メーカーは最も価格差がある比較パターンを紹介している可能性があります。
同記事には、マルチエアコンのデメリットについて、以下のとおり書かれています。
3室のエアコンプランで比べると、室外機の設置必要面積がシングルエアコンの約50%ですみます。マルチエアコン用の室外機は、通常のエアコンの室外機と比べてサイズが大きいですが、室外機周辺に空けるスペースも考慮すると、マルチエアコンなら室外機の設置スペースをかなり抑えられるようです。
(略)
リビング(14畳)に天井ビルトイン、寝室(10畳)に壁かけエアコンを設置する場合で比べると、なんと約14万円以上もおトク。
マルチエアコンの方がコストを抑えられるようですが、他にも様々な比較パターンがあり、メーカーは最も価格差がある比較パターンを紹介している可能性があります。
同記事には、マルチエアコンのデメリットについて、以下のとおり書かれています。
※フリーマルチエアコンで室内機2台以上を同時運転する場合、各室内機の能力は、1台運転時よりもダウンします。機種選定の際は必ず「マルチエアコン冷暖房のめやす」をご確認ください。マルチエアコンでは複数同時運転すると1台運転時よりも冷暖房能力が落ちるようであり、そのことを考慮して機種選びをすることが重要のようです。
メーカーは公開していないが存在すると思われるマルチエアコンのデメリット
メーカーが公開している情報には見られませんでしたが、マルチエアコンには室外機が故障すると全ての室内機が使えなくなってしまうデメリットがあると考えられます。
室内機の中で1台が故障しても影響を受けて室外機も動作しなくなり、結果として全ての室内機が使えなくなってしまうこともあるかもしれません。
非常に暑い時や非常に寒い時に全ての室内機が使えなくなってしまうと、最悪命の危険性があります。
マルチエアコンを導入するとしてもマルチエアコンを複数にする、例えば室外機1台と室内機2台の組み合わせを2つ導入し、どちらかが故障して使えなくなっても、もう一方が使えるようにしておく方が良いと考えられます。
マルチエアコンにはコストを抑えられるメリットがあるそうですが、故障による買い替え時では逆にコストが上がる可能性があると考えられます。
エアコンに限らず家電は古くなるとメーカーは修理用部品を持っておらず、故障したら買い替えるしかない場合がありますが、エアコンでは室内機と室外機の組み合わせは厳しく、同一メーカー同一製品であっても製造年度が違うだけで組み合わせて使えないことがあります。
マルチエアコンで室内機1台が故障し買い替えるしかない事態になり、室外機と他の室内機も買い替えなければならないと、かなりのコストがかかります。室外機が故障した場合でも同様です。
マルチエアコンではない通常のエアコンであれば、室内機と室外機どちらかが故障し買い替えるしかない事態になったら、その室内機と室外機の一式を買い替えれば良く、他のエアコンは使い続けることができます。
故障時の買い替えも考慮するとマルチエアコンだと逆にコストがかかることは本当なのか、実際にマルチエアコンを導入し故障や買い替えの経験をしたことがある人や、エアコンメーカー、エアコン販売ショップ、エアコンの設置業者等に聞いてみないと断定できないところですが、故障時に全ての室内機が使えなくなってしまうリスクがあることは確かであり、特に猛暑の時期に起きてしまうと熱中症等の危険性がありますので、マルチエアコンである必要がなければ通常のエアコンで良いと思います。
室内機の中で1台が故障しても影響を受けて室外機も動作しなくなり、結果として全ての室内機が使えなくなってしまうこともあるかもしれません。
非常に暑い時や非常に寒い時に全ての室内機が使えなくなってしまうと、最悪命の危険性があります。
マルチエアコンを導入するとしてもマルチエアコンを複数にする、例えば室外機1台と室内機2台の組み合わせを2つ導入し、どちらかが故障して使えなくなっても、もう一方が使えるようにしておく方が良いと考えられます。
マルチエアコンにはコストを抑えられるメリットがあるそうですが、故障による買い替え時では逆にコストが上がる可能性があると考えられます。
エアコンに限らず家電は古くなるとメーカーは修理用部品を持っておらず、故障したら買い替えるしかない場合がありますが、エアコンでは室内機と室外機の組み合わせは厳しく、同一メーカー同一製品であっても製造年度が違うだけで組み合わせて使えないことがあります。
マルチエアコンで室内機1台が故障し買い替えるしかない事態になり、室外機と他の室内機も買い替えなければならないと、かなりのコストがかかります。室外機が故障した場合でも同様です。
マルチエアコンではない通常のエアコンであれば、室内機と室外機どちらかが故障し買い替えるしかない事態になったら、その室内機と室外機の一式を買い替えれば良く、他のエアコンは使い続けることができます。
故障時の買い替えも考慮するとマルチエアコンだと逆にコストがかかることは本当なのか、実際にマルチエアコンを導入し故障や買い替えの経験をしたことがある人や、エアコンメーカー、エアコン販売ショップ、エアコンの設置業者等に聞いてみないと断定できないところですが、故障時に全ての室内機が使えなくなってしまうリスクがあることは確かであり、特に猛暑の時期に起きてしまうと熱中症等の危険性がありますので、マルチエアコンである必要がなければ通常のエアコンで良いと思います。