家電製品の選び方と買い方

エアコンに搭載されるインバーターで、省エネと安定した温度調節を実現

最終更新日 2016年05月06日

普及したインバーター搭載エアコン

最近販売されているエアコンには、インバーターが搭載されています。昔は、インバーターが搭載されていないエアコンがよく見られましたが、今では滅多に見られません。

それだけ、インバーターが重要な役割を担い、エアコンにとって大いに役立っていると思われますが、インバーターを搭載する事で何が変わるのでしょうか。

それは、消費電力の削減と安定した温度調節の実現です。エアコンには、消費電力量が大きく、温度調節を行う圧縮機が搭載されており、圧縮機の制御次第で消費電力量や温度調節の精度が変わってきますが、インバーターは圧縮機の制御と密接に関わっています。

エアコンの圧縮機

エアコンには、圧縮機と呼ばれるモーターがあります。圧縮機は冷媒を圧縮するために必要な装置であり、冷媒は圧縮されると温度が高くなります。

暖房時では、室内の温度よりも高い温度に温められた冷媒は、温度は高い方から低い方へ向かう性質を利用して、冷媒は熱を室内へ放出します。その結果、室内が暖まります。冷媒は温められる時に室外の空気から熱を吸収しており、熱を吸収された空気は温度が低い状態となって室外機の口から放出されます。

冷房時では、室外の温度よりも高い温度に温められた冷媒は、温度は高い方から低い方へ向かう性質を利用して、冷媒は熱を室外へ放出します。冷媒は温められる時に室内の空気から熱を吸収しており、熱を吸収された空気は温度が低い状態となってエアコンの口から放出され、その結果室内が冷えます。

圧縮機を的確に制御するインバーター

上記のような役割を担う圧縮機はエアコンにとって不可欠な装置であり、圧縮機が消費する電力量は大きく、この消費電力量をいかに抑えるかがエアコンの省エネ性を高めるのに重要になってきます。また、圧縮機の制御次第で温度調節の精度が決まってきますので、いかに圧縮機を的確に制御するかがエアコンの安定した温度調節を実現するのに重要になってきます。

これらを実現するのに役立つのがインバーターです。圧縮機はモーターのため、電気の力で回転しています。インバーターは、圧縮機の回転数を変更して動作するよう制御が可能な装置であり、低い回転数で動作させたり、高い回転数で動作させたりできます。

インバーターが無いと、圧縮機は常に同じ回転数で動作する事しかできず、エアコンは設定した温度になるまで動作して、設定した温度になったら動作を止めるの繰り返しとなります。これでは、電力を効率的に消費するのが難しく、また温度を一定に保つ事も難しいです。

インバーターが搭載されているエアコンであれば、設定した温度になるまで圧縮機を高い回転数で動作させ、設定した温度になったら、その温度を維持するよう回転数を調節しながら、低い回転数で動作させる事ができます。

この結果、圧縮機は効率的に電力を消費して動作でき、消費電力量が減ります。また、安定した温度調節が可能となります。

今では、インターバーを搭載していないエアコンを探すのが難しいほどになりましたので、エアコンを選ぶなら実質インターバー搭載エアコンを選ぶ事になりますが、省エネと快適な温度調節を実現したいのであれば、インバーター搭載エアコンを使用する事が望ましいです。