エアコンの耐塩害仕様と耐重塩害仕様それぞれの適用環境
最終更新日
2018年10月19日
耐塩害仕様と耐重塩害仕様の適用環境
海に近いところにエアコンを設置すると、塩害により室外機が腐食し早期故障につながりやすいです。それを防ぐために塩害対策されたエアコンがあり、そのようなエアコンには耐塩害仕様と耐重塩害仕様があります。
どちらも室外機の外部と内部が錆びにくいよう作られており、両者の違いは簡単に言えば言葉からイメージできる通り、耐重塩害仕様の方が耐塩害仕様よりも塩害に強いです。
耐塩害仕様のエアコンは潮風が直接当たらない場所、耐重塩害仕様のエアコンは潮風が直接当たる場所が適用環境となります。これらも含め、もう少し具体的な適用環境を並べると、以下のとおりになります。
どちらも室外機の外部と内部が錆びにくいよう作られており、両者の違いは簡単に言えば言葉からイメージできる通り、耐重塩害仕様の方が耐塩害仕様よりも塩害に強いです。
耐塩害仕様のエアコンは潮風が直接当たらない場所、耐重塩害仕様のエアコンは潮風が直接当たる場所が適用環境となります。これらも含め、もう少し具体的な適用環境を並べると、以下のとおりになります。
耐塩害仕様 | ・潮風が直接当たらない場所 ・室外機に雨がよくかかり洗われることが多い場所 ・海からの距離が約300m以上から約1km以内の場所 ・海から見て室外機が建物に隠れる場所 |
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耐重塩害仕様 | ・潮風が直接当たる場所 ・室外機に雨があまりかからず洗われることが少ない場所 ・海からの距離が約300m以内の場所 ・海から見て室外機が建物に隠れない場所 ・トタン屋根や住宅の鉄製部の塗り替えが多い、すなわち腐食しやすい場所 |
設置環境における塩害の影響の度合いも考慮が必要
海に近いところにエアコンを設置する場合、適用環境を目安にして耐塩害仕様か耐重塩害仕様か決めることになります。設置環境によって塩害の影響の度合いが大きく異なり、適用環境は無視して耐塩害仕様か耐重塩害仕様かを決める方が良い場合があります。
例えば、海から来る台風が多いところでは、台風が海水を運んできますので、エアコン設置場所が海から1km以上離れている等で適用環境を目安にすると耐塩害仕様すら不要であっても、耐重塩害仕様のエアコンの設置が望ましい場合があります。
ある海に近いところにエアコンを設置する場合、耐塩害仕様か耐重塩害仕様どちらが適しているのか実際に設置して使い続けてみないとわからないものです。
海に近いところに住み始め初めてエアコンを設置する等、耐塩害仕様か耐重塩害仕様どちらを選ぶ方が良いのか判断が難しい場合、ご近所の方々、地元の不動産の方、地元の家電量販店の店員、エアコン設置業者の方等にエアコンの塩害について聞いてみると良いです。
例えば、海から来る台風が多いところでは、台風が海水を運んできますので、エアコン設置場所が海から1km以上離れている等で適用環境を目安にすると耐塩害仕様すら不要であっても、耐重塩害仕様のエアコンの設置が望ましい場合があります。
ある海に近いところにエアコンを設置する場合、耐塩害仕様か耐重塩害仕様どちらが適しているのか実際に設置して使い続けてみないとわからないものです。
海に近いところに住み始め初めてエアコンを設置する等、耐塩害仕様か耐重塩害仕様どちらを選ぶ方が良いのか判断が難しい場合、ご近所の方々、地元の不動産の方、地元の家電量販店の店員、エアコン設置業者の方等にエアコンの塩害について聞いてみると良いです。