家電製品の選び方と買い方

デジタルカメラの選び方

最終更新日 2016年05月04日

使用用途とデジタルカメラ

非常に多彩なモデルがそろうデジタルカメラですが、なかなかどれを購入するか決まらないと思います。本格的に美しい写真を撮れる高性能モデルだと、本体が大きくなり携帯性がありませんし、小さいコンパクトなモデルだと性能がイマイチです。重要なのは自分の使用用途によって選ぶことです。

個人で使用するなら一般的に価格3〜5万円程度のデジタルカメラがおすすめです。これでも十分な性能や機能を持ちます。価格が7万円を超えてくると、本格的なカメラになってきます。写真撮影を趣味としたいのであればデジタル一眼レフカメラがおすすめです。普通のデジタルカメラと同じ画素数であっても、やはり写真の出来栄えは違います。

またデザインで選ぶことも重要です。コンパクト性を重視するなら、ポッケにすっきり収まる、突起物が少ない形状のものがおすすめです。また性能や機能がほぼ同じでメーカーの選択に迷ったら、自分の気に入ったものを選ぶのも良いでしょう。

使用用途 重視したい点
頻繁にデジタルカメラを持ち歩き手軽にスナップショットを楽しみたい。 携帯性を重視して、出来るだけ小型のデジタルカメラを選びたいです。小型化すると機能性能が制限されますが、ある程度の妥協が必要です。
主に風景など外の景色を撮影したい。 できるだけきれいな画質で撮影したいので、画素数が多いデジタルカメラを選びたいです。また画質が高い写真ほど容量を食うので、大容量のメモリーカードなどを用意しておきたいです。

遠くの景色をズーム撮影する機会も多いはずです。光学ズーム倍率が高いデジタルカメラを選びたいです。
主に室内撮影に使いたい。 室内撮影の場合、デジタルカメラにとって光が少ないためスローシャッターになりがちです。このときに問題になるのが手ブレです。手ブレが発生するとぼやけた写真になってしまいますので、手ブレ補正機能が付いたデジタルカメラを選びたいです。

ISO感度を高く設定できるデジタルカメラだと少ない光でも撮影ができスローシャッターになりにくいです。ただしISO感度を上げるとノイズが増える問題があります。この問題点を工夫しているデジタルカメラを選びたいです。

室内撮影で出来るだけ広い範囲の撮影を行いたい場合、焦点距離が小さいデジタルカメラだと広角撮影ができるため便利です。
徹底的に画質に
こだわりたい。
デジタル一眼レフに絞って購入を考えたいです。デジタル一眼レフは様々なレンズと交換可能で、画質に大変優れています。ただしカメラ本体が大きいので、毎日持ち歩くには少々苦労します。

スペックの見方

項目 見方
画素数 画素数とは、画質の高さの1つの目安です。これだけで画質が決まるわけではありませんが、画素数が高い方がきれいな写真を撮れます。最近は安いデジタルカメラでも500万画素以上あり、これでも十分きれいな写真を撮れます。1000万画素以上となると、価格が上がりますがよりきれいな写真を残せますし、大きく引き伸ばしてプリントアウトしてもきれいな画質が得られるでしょう。
光学ズーム 画質が劣化しない光学ズームが重要です。遠くのものをアップしてズームして撮影できるなど、光学ズーム機能は大変便利です。売れ筋のコンパクトモデルは光学ズーム3倍程度です。光学ズームの倍率が高くなるほど、本格的なカメラとなり、価格が高くなります。また光学ズームの倍率が大きい機種ほどデジタルカメラ本体のカメラの本体サイズが大きくなります。よって本体のコンパクト性を重視するなら光学ズーム倍率が高いものは選べなくなりますので、この点が選択に悩むところです。
デジタルズーム デジタルズームとは、画像の1部を拡大するようなものです。よってデジタルズームを行うことによる画質の劣化は防げません。デジタルズームの倍率はあまり気にする必要はないでしょう。
焦点距離 レンズとCCDとの距離を表します。この値が小さいほど広角撮影が可能です。
ISO感度
撮影感度
撮像感度
ISO感度が大きいほど暗い場所での撮影時に有効です。またISO感度が大きいほどシャッタースピードが速くなるため手ブレなどによる失敗が少なくなりますが、ISO感度が大きいほどノイズが入りやすくなってしまい、画質がやや落ちます。

ISO感度は100,200,400,800,1600,・・・というふうに数値が倍になっていきます。ISO感度400あれば通常の撮影では十分ですが、安価なデジタルカメラでもISO感度1600や3200までといった高感度を持つ製品が増えてきました。撮影場所が暗い所でよく行うことが多い場合などは、ISO感度が大きく設定できるデジタルカメラを選びましょう。
手ブレ補正機能 デジタルカメラは、明かりが少ない室内や夜の外での撮影は手ブレによる撮影の失敗が起こりやすいです。よって手ブレ補正機能つきのデジタルカメラがおすすめです。
防水、防塵機能 海辺やスキー場でデジタルカメラを使用するなら防水、防塵機能があったほうがいいでしょう。はじめから防水仕様になってるデジタルカメラもあれば、デジタルカメラを防水プロテクタなどと呼ばれる専用のケースに入れて使用するタイプがあります。

また、防水機能つきであっても水中で使えるとは限りません。水中で撮影したい場合は水中でも撮影可能が確認しましょう。
液晶モニター デジタルカメラに液晶モニターがあると、液晶モニターを見ながら撮影できたり、撮影した画像を見ることができます。デジタルカメラにはまず液晶モニターはついています。多くの製品がモニターサイズ2.0〜2.5型で解像度10〜20万画素です。

液晶モニターが大きく高解像度の方が便利ですが、機種選択が狭まってしまうので、モニターサイズ2.0型以上で解像度10万画素以上あれば十分でしょう。
バッテリー デジタルカメラのバッテリーは、機種によって違い、充電池と乾電池併用式、または充電池のみ、乾電池のみです。

充電池のみの製品が多いですが、充電池のみでも十分長く使用できます。よほど長時間撮影しない限り十分バッテリーがもつでしょう。また予備の充電池を別途で購入すれば長時間にわたる撮影も可能です。

充電池と乾電池併用式もあります。充電池は大変長持ちですが、旅行先で充電がきれた、または充電器を忘れたときに、併用式なら乾電池が使えます。
メディア デジタルカメラで撮影した画像を保存するメディアですが、メーカーによってメディアの種類がバラバラです。メディアを比較すると、どれも長所短所が異なりどれがいいかはいえませんので、メディアの選択は気にする必要はないでしょう。

よくデジタルカメラに使われるメディアとして、SDカード、メモリースティック、xD-Picture Card、コンパクトフラッシュなどがあります。

すでによく使ってるメディアがあれば、それと統一すると使いやすく経済的だと思います。またお持ちのパソコンやプリンター等にメディアを読み書きできる機能がついていれば、読み書き
可能なメディアに合わせると使いやすいと思います。
動画撮影機能 デジタルカメラに動画が撮影できるタイプもあります。デジタルカメラとビデオカメラを両方持参するのが面倒な方におすすめです。ただしビデオカメラと比べると撮影可能時間が少なく高画質な映像を撮るのは難しいです。