家電製品の選び方と買い方

洗濯機の寿命はどれくらい?

最終更新日 2019年05月25日

洗濯機の寿命は8〜10年なのか

冷蔵庫や洗濯機は8〜10年が寿命 9月にお気に入り買うのが得|NEWSポストセブン には、家電コンシェルジュの神原サリーさんによる話が掲載されています。(この記事の公開年月日は2015年9月1日)

洗濯機の寿命について、以下のとおり書かれています。
冷蔵庫や洗濯機は8〜10年が寿命といわれています。
洗濯機の寿命は8年から10年だそうですが、根拠は書かれておらず不明です。

洗濯機の寿命はおよそ8年なのか

テレビ、洗濯機、冷蔵庫は何年で買い替えたほうがお得? | 日刊SPA! | ページ 2 には、大手家電量販店員の川端洋太氏(31歳・仮名・男性・販売員歴9年)による話が掲載されています。(この記事の公開年月日は2017年3月2日)

洗濯機の寿命について、以下のとおり書かれています。
「洗濯機の平均寿命はおよそ8年と言われています。これはほとんどのメーカーの保証期間が購入から8年後に設定してあることに起因しており、このメーカー保証を上手に使うことこそが洗濯機の使用期間を延ばすうえで大変重要になります。また、製品の異変を早い段階で察知し対処することで急な故障を防ぐことができます」
洗濯機の寿命は8年だそうですが、ほとんどのメーカーは洗濯機の保証期間を8年としていることに起因しているようです。

洗濯機に限らず家電製品の寿命をメーカー保証期間と同じと見なすことがありますが、多くの人は経年劣化や使用による消耗により故障するまでの期間という意味での寿命が気になると思われます。

このような考え方の寿命とメーカー保証期間に起因する寿命は期間が一致するかもしれませんが、メーカーはどのように洗濯機の保証期間を決めているのか不明ですので推測の域を出ません。

洗濯機の平均使用年数はおよそ10年なのか

家電:日頃の使い方でリスクは回避できる! 洗濯機の寿命をのばす4つの方法(GetNavi web) - 毎日新聞 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2018年7月9日)
洗濯機の平均使用年数は、およそ10年(※消費動向調査 平成29年3月実施調査より)。寿命が決まっているわけではありませんが、洗濯機の性能は10年で飛躍的によくなっているので、買い替えを検討するタイミングとして目安にするのがいいでしょう。
洗濯機の寿命ではありませんが、消費動向調査によると洗濯機の平均使用年数は10年だそうです。

たいていの人が経年劣化や使用による消耗により故障するまで洗濯機を使った結果、平均使用年数が10年であれば、故障するまでという意味で寿命は10年と見なせますが、洗濯機の買い替え理由がわからないと推測の域を出ません。

洗濯機が壊れるまでが寿命なのか

冷蔵庫ならまさにいまかも!専門家に聞く家電の“買い替えどき” | 女性自身 には、IT・家電ジャーナリストでオールアバウトガイドの安蔵靖志さんによる話が掲載されています。(この記事の公開年月日は2017年12月16日)

安蔵靖志さんの話によると、昔と違って今では家電製品は性能が十分進歩しており、性能が進歩した新製品発売で性能に不満を感じて買い替え時となる意味での寿命はあってないようなものであり、壊れるまでが寿命と思って良いようです。

ただし、補修用性能部品の保有期間(製造終了後にメーカーが保管しなければいけない期間)内であれば壊れても修理できますので、補修用性能部品の保有期間内に壊れたのであれば寿命はまだ先、補修用性能部品の保有期間を過ぎているなら寿命と判断すれば良いようです。

また、安蔵靖志さんの話によると、洗濯機が壊れていなくても買い替え時という意味で寿命と判断すると良い場合があるようです。その場合とは、以下のとおりです。
「タテ型の洗濯機はあまり壊れないので、長く使いがちです。注意すべきは自動洗浄機能の有無。この機能がなく、洗濯槽の掃除をしていない場合、カビの温床となっている可能性が高いです。この状態で10年以上使っているなら、カビだらけなので、買い替えたほうがいいでしょう」