家電製品の選び方と買い方

パソコンの性能は不要なほど高すぎるのか

最終更新日 2016年05月07日

もはやパソコンは1年経ってもただの箱ではない

パソコンが、まだそれほど各家庭に普及していなかった頃は、パソコンは1年経ったらただの箱などと呼ばれたものです。その理由は、まだ当時のパソコンの性能は低く、1年という短いスパンで買い換えていかないと、満足できる操作環境が得られなかったからです。

ところが、最近のパソコンの性能は十分上がったこともあり、1年どころか5年以上は使用しても満足できるくらい進化しました。動画編集など、仕事用にハイスペックパソコンを利用する方は、まだまだ現状のパソコンの性能に不満があるかと思いますが、一般の方であれば、現状のパソコンの性能で十分と感じるかと思います。

このような事を踏まえると、最新モデルのパソコンを買うなら、性能が低い安価なパソコンで十分と考えられますが、パソコンの性能が上がるごとに、パソコン以外のものも、パソコンに要求する性能が高くなる事に注意しなければなりません。

OS ソフトが要求するパソコンの性能の上昇

パソコンを使うなら必須の OS ソフト。代表的な OS ソフトに Microsoft 社の Windows がありますが、この OS ソフトは、進化するごとに、パソコンに要求する性能が上がる傾向があります。

2007 年に Windows Vista が登場しましたが、この OS ソフトは、先代にあたる Windows XP と比べると、パソコンに要求するスペックが大幅にあがっています。つまり、Windows XP が快適に動作していたパソコンでも、Windows Vista を入れると、動作が重くなり、快適に使用できなくなる場合が出るという事です。この点が消費者の不満の一つとなり、発売から1年以上経過した 2008 年になっても、それほど Windows Vista は普及していないのが現状です。各メーカーが販売している 2008年 冬モデルでも、安価なモデルでは、Windows Vista が快適に動くとは断言しづらいです。

このように、OS ソフトの進化に合わせて、パソコンも性能が進化したものを用意する必要があります。2010 年に Windows Vista の後継となる Windows 7 が発売予定ですが、今のところパソコンに要求する性能は、Windows Vista よりも低くなると言われています。

アプリケーションソフトが要求するパソコンの性能の上昇

OS ソフトだけでなく、各アプリケーションソフトも、パソコンに要求する性能があがってきています。例えば、パソコンを危険から守るウイルス対策ソフトは、パソコンに要求する性能がますますあがり、数年前の低スペックのパソコンでは動作が重くなり、まともに使えない方もいるほどです。

他のアプリケーションソフトについても同様で、ソフトも機能などが追加されさらに進化しますので、自然にパソコンに要求する性能が上がります。現在一般的に普及しているパソコンの性能レベルに合わせてアプリケーションソフトは作られていると言えるほどです。

よって、数年後に登場するアプリケーションソフトも快適に使えるためには、ある程度性能の高いパソコンを選び、購入するのが無難です。