家電製品の選び方と買い方

冷蔵庫の容量は食品収納スペースにも注目する必要あり

最終更新日 2016年07月22日

実際に食材を入れられる量は、定格内容積よりも小さい

冷蔵庫の容量表示では、基本的に定格内容積が使われます。定格内容積は、日本工業規格(JIS C 9801)に基いて算出した容量です。

定格内容積の算出では、冷蔵庫使用時に取り外しても問題なく、かつ取り外しに工具が不要なもの、すなわち冷蔵庫内部にある棚やケース等をなくした状態としています。

実際に冷蔵庫を使用する時は、一般的には棚やケース等は取り外しませんので、実際に食材を入れられる量は、定格内容積よりも少なくなります。なぜなら、棚やケース等がスペースを占めるからです。

どのくらい定格内容積よりも少なくなるかは製品によって異なり、定格内容積では実際に食材を入れられる量の比較は難しいので、冷蔵庫の仕様には食品収納スペースも容量として表示されています。

食品収納スペースは、棚やケース等がある状態で算出された容量であり、実際に食材を入れられる量の目安として参考となる容量です。

冷蔵庫の容量を比較し、自分が必要とする容量かどうか確認して選ぶなら、食品収納スペースの確認が必要です。定格内容積だけ見て選ぶと、購入後に思ったより食材が入らない事態になる恐れがあります。

例えば、冷蔵庫買い替え時に定格内容積が50L大きめとなるよう新しい冷蔵庫を選んだが、棚やケース等が占めるスペースが大きく、買い替え前に使用していた冷蔵庫と食品収納スペースはあまり変わらない場合があります。

特に冷凍室や野菜室等、引き出し式になっている貯蔵室は、ケースによって定格内容積よりも食品収納スペースが結構小さくなりますので注意が必要です。

定格内容積がほぼ同じでも、ケースの形状等の違いによって食品収納スペースが大きく異なる場合があります。