センサーライトの選び方
最終更新日
2018年10月19日
センサーライトとは
センサーライトは、人が近づくと反応し、周囲を照らします。照明器具のようなものですが、センサーライトの大きな特徴は、周囲の明るさや人などの動く物体に反応し、自動的に電源が入るところです。センサーライトは、防犯対策としてよく使われますが、暗く視界が悪いところでの自動点灯照明器具としてもよく使われます。
スペックの見方
電源形式
センサーライトには、電力を電源コンセントから得るものや、乾電池を使用するタイプがあります。電源コンセントを利用するタイプを屋外に設置する場合、工事が必要な場合があります。センサーライトを販売しているショップでは、工事の申し込みも受け付けている事が多いので、自分で工事するのが難しければ、工事をプロの方に行ってもらうのが良いでしょう。乾電池を使用するセンサーライトであれば、屋外でも簡単に設置できます。
防水対策
センサーライトを屋外に設置するには、雨にさらされるため防水対策が必要です。屋外に設置できるセンサーライトなら、防水仕様になっている事が多いです。ライトの種類
センサーライトに使われているライトの種類によって、照明の消費電力やライトの寿命などが決まってきます。センサーライトでは、白熱電球やハロゲンランプ、LED ライトがよく使われますが、一般的にこの順に消費電力が高く、寿命が短いです。つまり、LED ライトは低消費電力で長寿命であり、しかも LED ライトは明るさが強いので、選ぶメリットは大きいです。点灯時間
センサーが反応してから、どれくらいの時間ライトは点灯するのか確認が必要です。センサーライトの使用用途や設置場所の状況によっても、望ましい点灯時間は変わってくるので、点灯時間が調節できるセンサーライトを選ぶのが望ましいです。明るさ調整機能
センサーライトの設置場所や、使用目的によっては、明るさを調節できた方が良いでしょう。防犯対策なら強い明かりが望ましいでしょうし、暗闇において足元の周囲を照らしたいなど、照明器具的な使用用途であれば、やわらかめの明るさが良い場合もあるので、自分好みに明るさが調節できるセンサーライトがあると便利です。。フラッシュ機能
防犯目的のセンサーライトの中には、フラッシュ機能が付いているものがあります。ライトがフラッシュする事により、不審者からの防犯効果が高まります。常にフラッシュさせる必要はないでしょうから、フラッシュの ON/OFF ができるセンサーライトを選ぶのが望ましいです。周囲の明るさを反応するセンサーの有無
センサーライトを暗くなったときだけ使用したいのであれば、周囲の明るさに反応するセンサーが必要です。このようなセンサーが付いていれば、夜だけ自動的に点灯するようにできます。センサーの探知範囲
センサーライトの設置場所において、どのくらいの範囲内で反応して欲しいのか目安を決め、その目安の範囲と同じくらいの探知範囲を持つセンサーライトを選ぶのが望ましいです。できれば、探知範囲を調節できるセンサーライトが良いでしょう。なぜなら、センサーライトの探知範囲が狭すぎたり、広すぎたりする問題が出にくいからです。例えば、探知範囲が固定されているセンサーライトを取り付け、思ったより探知範囲が狭かったら取り付ける意味が薄れます。また、探知範囲が広すぎると、本来反応してなくても良い対象(家の前の道を歩く人など)まで探知してしまいます。
探知範囲が変更できるセンサーライトであれば、このような問題が生じても柔軟に対処できます。
警報装置
防犯目的のセンサーライトには、警報装置が付いている場合があります。設置場所によっては誤作動が起きやすかったりしますので、警報装置の ON/OFF ができるセンサーライトを選ぶのが無難です。どうしても警報装置が必要で、かつ誤動作で周囲に騒音を出したくない方は、センサーライトと警報装置が分離し、無線接続が可能な製品を選ぶと良いでしょう。このようなセンサーライトがあれば、センサーが反応したら室内に設置した警報装置を動作させるといった事が可能となります。