電気コードをステップルで固定してはいけない理由
最終更新日
2018年10月19日
電気コードの被膜、内部の電線を傷め、感電や火災につながる恐れあり
電気コード内部には、電気が流れる電線が通っており、電線は被膜で覆われています。
電気コードをステップルで固定すると、被膜を傷めてしまいます。中の電線が見えてしまうほど被膜が傷つくと、漏電による感電事故や、ショートによる火災事故につながる恐れがあります。
中の電線が見えていなくても、ステップルにより電気コードが圧迫され、中の電線の一部が断線してしまう可能性があります。
電線の一部が断線すると、電気の通り道が狭くなります。抵抗の大きさは、電線の断面積に反比例しますので、抵抗が大きくなります。電流が流れる時に発生する熱エネルギーは抵抗に比例するので、発熱量も大きくなります。
発熱量が増加し、電気コードが異常発熱すれば被膜が熱で溶け中の電線が表出してしまうと、漏電や火災につながる恐れがあります。
表出していなくても、電気コード内部を通る2本の電線が、被膜が溶け接触してしまえば、ショートして火花が出て火災につながる恐れがあります。
電気コードをステップルに限らず、釘や針金等でも固定してはいけません。
電気コードを傷めないようにするなら、固定しても問題ありません。そのために使える様々な商品があります。
以下は、サンワサプライの電源コードホルダー(2P用)CA-509です。電気コードを保持し、両面テープで壁等に固定できます。この商品は廃止となりましたが(2016年6月1時点)、他にも同様な商品があります。
電気コードをステップルで固定すると、被膜を傷めてしまいます。中の電線が見えてしまうほど被膜が傷つくと、漏電による感電事故や、ショートによる火災事故につながる恐れがあります。
中の電線が見えていなくても、ステップルにより電気コードが圧迫され、中の電線の一部が断線してしまう可能性があります。
電線の一部が断線すると、電気の通り道が狭くなります。抵抗の大きさは、電線の断面積に反比例しますので、抵抗が大きくなります。電流が流れる時に発生する熱エネルギーは抵抗に比例するので、発熱量も大きくなります。
発熱量が増加し、電気コードが異常発熱すれば被膜が熱で溶け中の電線が表出してしまうと、漏電や火災につながる恐れがあります。
表出していなくても、電気コード内部を通る2本の電線が、被膜が溶け接触してしまえば、ショートして火花が出て火災につながる恐れがあります。
電気コードをステップルに限らず、釘や針金等でも固定してはいけません。
電気コードを傷めないようにするなら、固定しても問題ありません。そのために使える様々な商品があります。
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