家電製品の選び方と買い方

テフロン加工のフライパンに危険性はあるのか

最終更新日 2016年05月29日

空焚きすると人体に有毒なガスが発生する恐れあり

フライパンに食材がこびりつくと取り出しにくくなりますが、テフロン加工のフライパンは、食材がこびりつきにくいです。焦げも付きにくいので、洗うのが楽で手入れが簡単です。

便利なテフロン加工のフライパンは、各家庭に普及していますが、使い方を誤ると危険なものとなります。テフロン加工のフライパンの誤った使い方とは、空焚きです。

テフロン加工のフライパンでは、空焚きは絶対にしてはいけません。空焚きすると、人体に有毒なガスが発生する恐れがあります。

テフロン加工のフライパンの内側は、フッ素樹脂と呼ばれる物質が塗膜されており、フッ素樹脂は約400度に達すると有毒ガスが発生します。

発生する有毒ガスには複数の種類が存在し、引き起こす症状は有毒ガスの種類によりますが、有毒ガス全体的に言えば、めまい、吐き気、頭痛、呼吸困難等、様々な症状を引き起こす恐れがあります。

もし空焚きしてしまったと気づいたら、すぐに火を止めて窓を開けて換気する必要があります。有毒ガスは無色無臭(一部の有毒ガスは臭いあり)ですので、目や鼻で有毒ガスが発生しているかどうか判断できません。

数十秒程度の空焚きなら大丈夫ですが、空焚きを数分続けると有毒ガスが発生するほどの温度になる可能性があります。温度の上昇速度は火力やフライパンの素材によって異なりますが、熱伝導率が高いアルミニウム製のフライパンなら、強火で空焚きすれば約2分間で400度近くになる場合があります。

もし体に異変を感じたら、有毒ガスが発生して吸い込んでしまった可能性がありますので、病院に行く方が良いです。呼吸困難等の重症な場合は、救急車を呼ぶ方が良いです。

テフロン加工のフライパンに、これほど危険性があるなら、テフロン加工のフライパンを使うのは避けたいと思うかもしれませんが、正しく使えば安全です。

有毒ガスが発生し始める約400度という温度は、その温度に達する前に油が自然発火するほどの異常な温度です。普通に料理に使うなら、そのような異常な温度に達することはありません。