家電製品の選び方と買い方

家電もシックハウス症候群の原因になるのか

最終更新日 2016年05月18日

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは、空気中に飛散している化学物質によって、頭痛やめまい、のどの痛みなどの症状が起こる病気です。新築の住宅やマンションなどで、床や壁、家具などに使われている塗料などが原因となってシックハウス症候群を発症してしまうという話が有名ですが、家電製品から発生する化学物質が原因と見られるシックハウス症候群の事例もあります。

シックハウス症候群は、発症する人が少なく、医学的根拠がまだ乏しいため、まだ対策が十分進んでいるとは言いがたいです。今後も化学物質が発生する環境に遭遇してしまう可能性も十分あるため、もしシックハウス症候群を発症してしまった場合の事を考えて、ある程度シックハウス症候群について知っておきたいです。

家電製品がシックハウス症候群の原因と疑われた事例

家電製品から発生する化学物質が問題のなった事例は、あまりありませんが、電気ストーブから発生した化学物質が健康被害をもたらしたとし、商品の自主回収に至ったという話は有名です。(詳しくはイトーヨーカ堂/燦坤(サンクン)日本電器「電気ストーブ【代金返還】」(回収・無償修理等のお知らせ)_国民生活センターにて)

ネット上では、各家電製品から化学物質が発生している事を示す研究結果が見られますが、まだこの分野の研究はあまり活発ではなく、一般的によく知られていないのが現状です。

家電製品には、プラスチックなど、化学物質の発生元となる物質が必ずと言って良いほど使われていますので、家電製品を使い始めてから何か体に異常を感じ始めたなら、その家電製品とは距離を置くなどして、経過を見守ってみる事が賢明です。

空気清浄機はシックハウス症候群対策に使えるのか

空気清浄機の中には、有害な化学物質を除去できるとされている製品もあります。ネット上で実際に購入した方のレビューを見てみると、シックハウス症候群のような症状が和らいだという意見も見られます。

しかし、化学物質が除去できると宣伝されている空気清浄機に安易に手を出すのは考え物です。中には、詐欺まがいと言われている製品もあります。

今のところ空気清浄機は、有害な化学物質を除去する補助的な役割を担うと認識するのが一般的であり、シックハウス症候群の対策を行うのであれば、化学物質の発生源を突き止め、発生源を除去するか、それが困難であれば換気を行う事の方が重要であると言われています。