家電製品の選び方と買い方

パンを冷凍するならアルミホイルで包むと良い?

最終更新日 2019年06月28日

パンを冷凍するならアルミホイルで包むと良いのか

大量に購入したパンはアルミホイルに包んで冷凍すると良い理由―アルミホイルは空気の約1万倍、鉄の約3倍の熱伝導率|「マイナビウーマン」 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2014年10月20日)
アルミホイルは空気の約1万倍、鉄の約3倍の熱伝導率があります。そのため冷凍をするときにアルミホイルでパンを包んでおけば素早く冷凍ができ、さらに解凍もスムーズなのです。食品のおいしさを損なわずに冷凍をするには、この素早さが鍵。
同記事のさらなる解説によると、家庭用の冷蔵庫では素早く冷凍できず水分が結晶化してしまい、結晶化した水分は食品を傷め水分が飛び乾燥しやすくなり、風味が落ちてしまいやすいそうです。

このような問題を完全になくすことは難しいですが、少しでも風味を維持するためにアルミホイルを使ってパンを冷凍すると良いようです。

パンをアルミホイルで包み冷凍するメリットは他にもあり、同記事には以下のとおり書かれています。
またアルミホイルは水分や空気を通しにくい性質があり、冷凍中のパンから水分が飛んでいくのを防ぐことができます。よく加工食品の包装にアルミホイルが使われていますが、それもこの水分や空気を通しにくい性質がアルミホイルにあるからなのです。

冷凍庫内は乾燥しているため、食品から水分が抜けやすく、乾燥しやすくなっています。食品から水分が抜けると、そこに空気が入り込むため食品の劣化が進みやすくなってしまいます。しかしアルミホイルなら水分も空気も通しにくいため、食品の乾燥も劣化も防ぎやすいのです。
パンに限らず食品を冷凍保存すると乾燥してしまった経験がある人は多いと思いますが、パンをアルミホイルで包み冷凍すれば乾燥を防げるようです。

同記事のさらなる解説によると、アルミホイルで包み冷凍したパンを解凍する場合は、アルミホイルから取り出さずにそのまま解凍すると良いそうです。自然解凍よりも早く解凍でき、電子レンジを使って解凍するよりも風味が失われにくいそうです。

食パンをトーストにする場合は、アルミホイルから取り出して冷凍したまま焼くと良いそうです。

食パンをラップに包んで冷凍は間違い!? 1%しか知らない冷凍保存の正解は? - 5分で読める!教えてもらう前と後 | MBSコラム には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年2月12日)
年間1000食以上のパンを食べるという、パンコーディネーター・福地寧子さんによると、食パンを美味しく保存するには「アルミホイルで1枚ずつ包んで冷凍する」が正解なのだとか。ラップからは水の分子が抜けてしまうが、アルミホイルは水の分子を通さないためふっくら保存でき、焼き上がりは明らかに美味しいという。
何となくラップなら水分子を通さないと思えますが、そうではないようです。

同記事では食パンについて述べていますが、他の種類のパンにも当てはまり、アルミホイルで包み冷凍すれば美味しさが失われにくいと思われます。