ミキサーの選び方
最終更新日
2018年10月19日
ミキサーとは
ミキサーとは、食材を細かくするのに使う調理家電製品です。ミキサーには、幾つかの種類があり、野菜等を細かく切ったりするのに使うフードプロセッサーや、果物からフルーツジュースを作れるジューサー、食材を粉末状にできるミル等があります。また、ミキサーを食材を混ぜる一般的な調理家電ととらえ、フードプロセッサーやジューサー、ミル等と区別する場合もあります。
これはメーカーやショップによって、分け方が違いますので、ミキサーを選ぶ時は、どのような使用目的を想定しているのか、カタログ等で調べる必要があります。また、同じようなミキサーでも、対応している食材に違いがある場合もあります。
例えば、ミキサーによっては、固い食材に対応しておらず、たとえその固い食材を入れても、十分細かくできないといった場合があります。
よって、自分の使用目的と照らし合わせて、適切なミキサーを選ぶ必要があります。ミキサーによっては、ジューサーとしてもミルとしても、マルチに使えるミキサーもありますので、使用目的が多彩な場合は、このようなマルチに使えるミキサーがおすすめです。
また、いろんな使用用途に対応しているミキサーがあれば、調理の幅が広がる可能性もありますので、特に明確に使用目的が決まっていなくても、様々な機能を持つミキサーがおすすめです。
容量は大きめが無難
たいていのミキサーは、容量が 500 ml 以上はあるもので、例えば野菜ジュールを一杯 200 ml 程度分作れれば良いと考えれば、十分な容量と考えられますが、まだ固形物の野菜を入れた場合、液体と違って十分な領域が必要です。よって、容量が大きいほど使いやすく、多く作って保存したり、数人分の食材を加工できますので、容量が大きいミキサーがおすすめです。
ミキサーの良し悪しを決める刃
ミキサーは、モーターによって回転する刃を用いて食材を細かくするため、ミキサーの性能の良し悪しは、刃で決まるところが大きいです。モーターのパワーも重要ですが、良い刃とセットでなければ、真価を発揮できません。ミキサーは、金属でできた刃で食材を細かくしますが、切れ味の悪い包丁だと、上手く食材が切れないように、ミキサーの刃も切れ味が悪いと、食材を十分細かくできません。また、長持ちしないような刃だと、短期間で切れ味が悪くなってしまいます。
実際に使ってみないとわからないものですが、カタログ等を見て、刃に関するスペックを見ておくと良いでしょう。良いとされる刃はチタン製が主流ですが、製品によっては、刃の形状を工夫する事で切れ味を増しています。
洗いやすい工夫がされているか
ミキサーは、食材に直接触れるため、汚れるのが当然なのですが、食器等と違って構造的に洗いにくいです。洗うのが面倒で、使うのを辞めてしまう方もいるほどですので、ミキサーを選ぶ時は、なるべく洗いやすい構造になっている物を選ぶのがおすすめです。例えば、洗いやすいように分解できるミキサーは、清潔にしておくという大切なメンテナンス作業を楽にしてくれます。