パソコンを使いすぎると花粉症を悪化させる
最終更新日
2018年10月19日
目を乾燥させ、花粉症を悪化させる
花粉が飛ぶ時期になると、花粉症の方はとてもつらくなります。少しでも症状を和らげるために様々な対策がありますが、その一つにパソコンを使い過ぎないようにする事があります。パソコンを使いすぎると、目のまばたきが少なくなりがち、目が乾燥してる状態になります。つまり、涙が少なくなります。涙は外部から入ってくる花粉から目を守る役割も担っており、涙が少なくなると、目から花粉を排除する力が弱まります。その結果、目に花粉が多く残り、花粉症の症状がひどくなってしまいます。
携帯端末の使いすぎも
パソコンに限らず、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末も使いすぎると、涙の量が少なくなり、花粉症を悪化させます。人や使い方によりますが、携帯端末はパソコンより画面が小さく、目と画面の距離が近くなりがちですので、目が乾燥しやすく、花粉症を悪化させるリスクが高いです。携帯端末が普及し、どちらかと言うと携帯端末の利用時間の方が多いという人も増えてきていると思われますが、携帯端末の使いすぎにも注意する必要があります。
目を乾燥させない対策
仕事等で、どうしてもパソコンを長時間使用しなければならない場合は、目を乾燥させないように気を配る事が大切です。以下に、目を乾燥から守る対策例を記載します。・画面の明るさを抑える。
・画面を見る角度を見直す。(画面を見下ろす角度が良いです。)
・意識的に目をまばたきし、無意識に目を長時間まばたきしてなかったと気づいたら、しばらく目を閉じる。
・1時間に1回くらい、目を休ませる時間を設ける。
・目薬を利用する。
・コンタクトレンズを使用している場合、代わりに眼鏡を使用する。
・加湿器を使用し、湿度が低い部屋でパソコンを使用しないようにする。