家電製品の選び方と買い方

窓用エアコンは冷えるのか

最終更新日 2018年10月19日

冷房能力が不足することがなければ冷える

窓に取り付ける窓用エアコンは、設置部屋に対して十分な冷房能力を持っているなら、しっかり冷えます。

設置部屋が広すぎる等の理由で、窓用エアコンの冷房能力が足りなくなるほど、冷えなくなります。冷房能力が不足しないように窓用エアコンを選べれば良いのですが、仕様に記載してある畳数の目安だと木造住宅で5畳、鉄筋住宅で8畳程度が限度です。(2016年7月11日時点)

もっと冷房能力が高い窓用エアコンを作ることは不可能ではないでしょうが、サイズと重量が増し、設置が難しくなってくる窓が増えてきますので、木造住宅で5畳、鉄筋住宅で8畳程度が限度だと思われます。

将来、技術進歩によって小型化と軽量化が進めば、鉄筋住宅の場合だと畳数の目安が8畳よりも大きい窓用エアコンが登場し普及するかもしれません。

少しは畳数の目安を超える部屋で使用しても冷える可能性がありますが、使用環境によって冷え具合が異なり、実際に使ってみないとわからないところですので、過度な期待はしない方が良いです。

断熱性が高い部屋であれば、設置部屋の広さが畳数を2〜3オーバーしても暑さをしのげるくらいは冷える可能性が高いです。逆に断熱性が低い部屋だと、設置部屋の広さが畳数の目安以下であっても、冷えない可能性が出てきます。