家電製品の選び方と買い方

ビデオテープの寿命はどれくらいか

最終更新日 2018年10月19日

ビデオテープは、10年も経てば劣化するのか

今は、映像を保存するなら、DVD や BD がよく使われますが、昔はビデオテープがよく使われたものでした。映像を保存してから、既に10年以上経過したビデオテープを持っている方も多いと思います。

ところで、古いビデオテープを取り出して再生させてみると、画質や音質がひどく劣化していると気づく事はないでしょうか。私の場合ですと、もう10年経ったビデオテープは、映像が乱れたり、音がブレたりと、ものすごく劣化したと感じます。

また、ネット上にて、古いビデオテープに関連した記事を見てみると、古くなったビデオテープは、画質や音質が劣化していたという声がよく見られます。

よって、少しでも劣化していない映像データを残すためにも、早急に DVD や BD に移しておく必要があるでしょう。

ビデオテープの寿命は30年か

私が所持しているビデオテープから判断すると、ビデオテープの寿命は10年くらいだと感じますが、そもそもビデオテープの寿命はどのように定義するのかが問題でしょう。先ほどビデオテープの寿命は10年と述べましたが、この理由は、10年以上経過したビデオテープを中心に、画質や音質の劣化がややひどいと感じるからです。

ネット上でも、10年も経てば画質や音質が劣化するという意見がよく見られますが、実際のビデオテープの寿命はどれくらいなのでしょうか。あなたのビデオテープ、生きてますか? | エキサイトニュースによると、ビデオテープの寿命は30年前後だそうです。ただし、適正な温度・湿度で保存された場合の寿命だそうです。

さらにこの記事では、ビデオテープの適切な保存方法やメンテナンス法も紹介されており、ビデオテープは、温度15〜25度、湿度40〜60%の環境で保存する事が最適で、また、ビデオテープは、しっかりと巻き戻し、ケースに入れ、縦に立てて保存する事も大切との事。

また、保存の際に、長い間巻いたままにする事はよくないらしく、1年に1回は、早送りと巻き戻しを行い、空気に触れさせる事も、長持ちの秘訣のようです。

しかし、このような保存環境を個人の住宅で用意し、メンテナンスもしっかり行うのは、なかなか難しいでしょう。よって、ビデオテープから HDD、DVD、BD などへダビングが可能な機器を利用し、早めにビデオテープから映像データを移しておいたほうが良さそうです。