エアコンの設置には専用コンセントが必要なのか
最終更新日
2019年05月27日
エアコン設置には、エアコン専用コンセントが必要と言われる
たいていの方は、エアコンの設置は業者に依頼することになります。そこで、エアコンの設置にはエアコン専用コンセントが必要と言われることがあります。
家電量販店等のショップでエアコンを設置込みで購入する場合でも、ショップが業者を手配しますが、ショップ側からエアコン専用コンセントが必要と説明されることがあります。
設置予定のエアコンに適したエアコン専用コンセントがあるなら特に問題ありませんが、エアコン専用コンセントがない場合、エアコン専用コンセント以外のコンセントでも使えないのか疑問に思うところです。
結論から言うと、エアコン設置にはエアコン専用コンセントが必要です。エアコン専用コンセント以外のコンセントで使うのは不可能ではありませんが、事故のリスクが高まるため自己責任となります。
家電量販店等のショップでエアコンを設置込みで購入する場合でも、ショップが業者を手配しますが、ショップ側からエアコン専用コンセントが必要と説明されることがあります。
設置予定のエアコンに適したエアコン専用コンセントがあるなら特に問題ありませんが、エアコン専用コンセントがない場合、エアコン専用コンセント以外のコンセントでも使えないのか疑問に思うところです。
結論から言うと、エアコン設置にはエアコン専用コンセントが必要です。エアコン専用コンセント以外のコンセントで使うのは不可能ではありませんが、事故のリスクが高まるため自己責任となります。
エアコン専用コンセントとは
エアコン専用コンセントとは、エアコン設置場所付近にあり、かつ安全ブレーカー(分岐ブレーカー)からコンセントまで分岐されずに配線されており、かつ差し込み口は1つとなっているコンセントのことです。
エアコン専用コンセントに、エアコン以外の家電製品のプラグを差し込んで使っても問題ありませんが、エアコン設置場所付近にあるなら普通はエアコンのプラグを差し込んで使うものですので、エアコン専用コンセントと呼ばれます。
エアコン専用コンセントに、エアコン以外の家電製品のプラグを差し込んで使っても問題ありませんが、エアコン設置場所付近にあるなら普通はエアコンのプラグを差し込んで使うものですので、エアコン専用コンセントと呼ばれます。
エアコンで使われているコンセント
エアコン専用コンセントに限らず、コンセントには複数の種類があります。エアコン専用コンセントの種類と、エアコンが使用するコンセントの種類が一致している必要があります。(不一致でも使える組み合わせあり)
エアコンで使われているコンセントは以下の4種類です。(2016年1月1日時点)エアコンは製品によって使用するコンセントの種類が異なります。
単相100V 20Aには、コンセント形状が2つありますが、左側は単相100V 20A専用です。右側は単相100V 15Aと単相100V 20A兼用であり、単相100V 15Aのプラグも差し込んで使えます。
単相200V 20Aのコンセント形状は1つですが、単相200V 15Aと単相200V 20A兼用であり、単相200V 15Aのプラグも差し込んで使えます。
エアコンで使われているコンセントは以下の4種類です。(2016年1月1日時点)エアコンは製品によって使用するコンセントの種類が異なります。
単相100V 20Aには、コンセント形状が2つありますが、左側は単相100V 20A専用です。右側は単相100V 15Aと単相100V 20A兼用であり、単相100V 15Aのプラグも差し込んで使えます。
単相200V 20Aのコンセント形状は1つですが、単相200V 15Aと単相200V 20A兼用であり、単相200V 15Aのプラグも差し込んで使えます。
単相100V 20A、単相200V 15A、単相200V 20Aを使うエアコン
各家庭にある一般的なコンセントは、単相100V 15Aです。単相100V 20A、単相200V 15A、単相200V 20Aのコンセントがなく、単相100V 20A、単相200V 15A、単相200V 20Aの内どれかを使うエアコンであれば、エアコン専用コンセントが必要となります。なければ電気工事が必要であり、電気工事しなければエアコンを設置できません。
エアコン設置場所から離れた所にコンセントがあるなら、延長コードを使用する手があります。エアコンにて延長コードを使用することは、法令では禁止されていません。(2016年1月1日時点)
しかし、延長コードを使用すると事故のリスクが高まるため、エアコンのメーカーは延長コードの使用を禁止しています。それでも、エアコン設置業者によっては延長コードを使用した設置も引き受けるところもあるでしょうが、延長コードを使用した設置は断る業者は多いです。
仮に自分で判断して延長コードを使用し設置した場合、何か事故が発生しても自己責任です。
エアコン設置場所から離れた所にコンセントがあるなら、延長コードを使用する手があります。エアコンにて延長コードを使用することは、法令では禁止されていません。(2016年1月1日時点)
しかし、延長コードを使用すると事故のリスクが高まるため、エアコンのメーカーは延長コードの使用を禁止しています。それでも、エアコン設置業者によっては延長コードを使用した設置も引き受けるところもあるでしょうが、延長コードを使用した設置は断る業者は多いです。
仮に自分で判断して延長コードを使用し設置した場合、何か事故が発生しても自己責任です。
単相100V 15Aを使うエアコン
一般的にはないですが、単相100V 15Aのコンセントがエアコン設置場所付近にあるとします。(エアコン専用コンセントではない)
エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続することは、法令では禁止されていません。(2016年1月1日時点)
しかし、エアコン専用コンセント以外のコンセントを使用すると事故のリスクが高まるため、エアコンのメーカーはエアコン専用コンセント以外のコンセントの使用を禁止しています。エアコン設置業者は、エアコン専用コンセント以外のコンセントを使用した設置は断る業者が多いです。
もし自分で判断してエアコン専用コンセント以外のコンセントを使用し設置した場合は、何か事故が発生しても自己責任です。
また、エアコンの消費電力は高いため、エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続したなら、エアコン以外の消費電力が高い家電製品を使う場合は注意が必要です。
単相100V 15Aのコンセントは、複数の差し込み口があっても、合わせて1500W(100V×15A)までです。例えば、2つの差し込み口があり、片方にエアコンを接続し1000W消費してるなら、もう片方では500Wまでしか使えません。
複数のコンセントが1つの配線、ブレーカーにまとめられている場合、他のコンセントも含めて500Wまでしか使えません。エアコン専用コンセント以外のコンセントでエアコンを使用すると、このような不便さがあります。
一般的には、単相100V 15Aのコンセントはエアコン設置場所から離れているため、エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続するなら、延長コードが必要となる場合が多いです。
単相100V 20A、単相200V 15A、単相200V 20Aを使うエアコンの場合と同様に、延長コードを使用することは法令では禁止されていませんが、エアコンのメーカーは禁止しており、基本的にエアコン設置業者は延長コードを使用した設置は断ります。
それでも、自分で判断して延長コードを使用し設置した場合、何か事故が発生しても自己責任です。
エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続することは、法令では禁止されていません。(2016年1月1日時点)
しかし、エアコン専用コンセント以外のコンセントを使用すると事故のリスクが高まるため、エアコンのメーカーはエアコン専用コンセント以外のコンセントの使用を禁止しています。エアコン設置業者は、エアコン専用コンセント以外のコンセントを使用した設置は断る業者が多いです。
もし自分で判断してエアコン専用コンセント以外のコンセントを使用し設置した場合は、何か事故が発生しても自己責任です。
また、エアコンの消費電力は高いため、エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続したなら、エアコン以外の消費電力が高い家電製品を使う場合は注意が必要です。
単相100V 15Aのコンセントは、複数の差し込み口があっても、合わせて1500W(100V×15A)までです。例えば、2つの差し込み口があり、片方にエアコンを接続し1000W消費してるなら、もう片方では500Wまでしか使えません。
複数のコンセントが1つの配線、ブレーカーにまとめられている場合、他のコンセントも含めて500Wまでしか使えません。エアコン専用コンセント以外のコンセントでエアコンを使用すると、このような不便さがあります。
一般的には、単相100V 15Aのコンセントはエアコン設置場所から離れているため、エアコン専用コンセント以外のコンセントにエアコンを接続するなら、延長コードが必要となる場合が多いです。
単相100V 20A、単相200V 15A、単相200V 20Aを使うエアコンの場合と同様に、延長コードを使用することは法令では禁止されていませんが、エアコンのメーカーは禁止しており、基本的にエアコン設置業者は延長コードを使用した設置は断ります。
それでも、自分で判断して延長コードを使用し設置した場合、何か事故が発生しても自己責任です。