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エアコンの接地(アース)工事には電気工事士の資格が必要?

最終更新日 2019年06月08日

エアコンの接地(アース)工事には電気工事士の資格が必要なのか

電気工事士法におけるエアコン設置工事の取扱いについて(Q&A) - 経済産業省のWEBサイト(METI/経済産業省) (METI/経済産業省) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月は2008年12月)
○接地(アース)工事
・接地線相互を接続する作業 A
・接地極を埋設する作業 A
・接地線と接地極を接続する作業 A
・接地線を接地端子(アースターミナル)に差し込み接続する作業 B
・接地線をエアコンにねじ止めする作業 C
・接地極付コンセントにプラグを差し込む作業 C
A,B,C の意味とは、同記事に以下のとおり書かれています。
電気工事士が行う作業であって、業として行う場合には登録が必要なもの = A
電気工事士が行う必要はないが、業として行う場合には登録が必要なもの = B
電気工事には該当しないもの = C
電気工事士の資格が必要な作業は、A に該当する作業です。

接地(アース)線を相互に接続する、接地極(アース棒)を埋設する、接地(アース)線と接地極(アース棒)を接続する作業を行うなら、電気工事士の資格が必要となるようです。

接地(アース)線を接地端子(アースターミナル)付きコンセントに接続する、接地(アース)線ををエアコン本体にネジ止めする作業を行う場合は、電気工事士の資格は不要のようです。