ガスが漏れたときの対処法
最終更新日
2018年10月19日
跡を絶たないガス漏れ事故
ガスコンロや給湯器、ガスファンヒーターなど、身の回りにはガスを利用する機器が多くありますが、ガスは使用方法を誤ると大変危険です。毎年、ガスが原因の火災や爆発、中毒事故が発生しており、死亡者が出た事故も起こっています。ガスを利用する機器などには安全装置が付いている事が多いですが、機器の故障やトラブル、ガスホールの劣化などが原因となるガス漏れ事故も起こりえます。そのような事態になったときに、正しい対処法を行わないと、さらに深刻な事故につながりますので、万一の事を考えて、ガスが漏れたときの対処法を知っておく事は大切です。
ガス漏れが起こったら
ガスが漏れているのではと気づいたら、適切な対処を素早く行う事が重要です。具体的な対処法には、以下のようなものがあります。- ガスの元栓、ガスを利用する機器の栓を占める
- 火の気をなくす
- 窓やドアを開けて換気を行う
- 空気より軽い都市ガスは上方に、空気より重いプロパンガスは下方にたまりやすいので、うちわなどを使って扇ぎ、ガスを屋外に出す
- 電源 ON/OFF の際に火花が出てガスに引火する恐れがあるため、電気を利用する家電はいじらない
- ガス漏れが収まらないときは、ガス会社に連絡をし、避難する
- 近隣の住民に知らせ、火の気を出さないようにお願いし、また状況によっては避難してもらう。