羽根が無い扇風機が登場
最終更新日
2018年10月19日
羽根を使わずに風を生み出す扇風機「エアマルチプライアー」
扇風機には、羽根があって当然ですが、この常識を覆す扇風機がダイソンより登場しました。その商品名は「エアマルチプライアー」であり、空気を取り込み、それを吐き出すことによって、風を生み出す仕組みが採用されています。仕組み自体は、そう目新しいものではありませんが、独特の形状によって風を加速させ、周囲の空気も巻き込みながら風を発生させる事ができるため、羽根がある扇風機よりも、強力な風を発生させる事が可能となっています。
羽根が無い扇風機のメリット、デメリット
羽根が無い扇風機のメリットとして、まず安全性の高さが挙げられます。羽根があると、高速回転する羽根により、小さいお子さんやペットが誤って指等を怪我してしまう危険性がありましたが、羽根が無い扇風機であれば、そのような危険性がありません。また、豊かな風量でなめらかな風が得られるというメリットがあります。羽根を利用すると、どうしても発生できる風量に限界があり、風にムラが発生するものでしたが、羽根が無い扇風機は、吸い込んだ空気を吐き出す仕組みと、空気の流れを上手くコントロールさせる仕組みのおかげで、生み出せる風量が多く、まるで自然のそよ風のようになめらかです。
デメリットとして、動作音が大きいことがまず挙げられます。空気を吸い込むために使用しているモーターの音が大きく、静かな扇風機を求めている方にはおすすめできません。また、新しいタイプの扇風機という事もあり、3〜4万円と価格が高いです。安い扇風機であれば数千円で買える中、なかなか手軽に買えるものではないでしょう。
メリット | デメリット |
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・安全性が高い ・風量が多く、風がなめらか |
・動作音が大きい ・価格が高い |