家電製品の選び方と買い方

掃除機の排気から出るハウスダスト

最終更新日 2016年05月06日

掃除機が撒き散らすハウスダスト

掃除機は、お部屋のゴミや埃、ダニ等のハウスダストを吸い取り、きれいにしてくれる家電製品です。ほこりやダニ等のハウスダストは人体にアレルギー反応を起こし、皮膚炎や鼻炎、結膜炎、喘息等の症状を引き起こす恐れがあり、掃除機を使えば、これらの症状の原因となるハウスダストを排除できます。

しかし、掃除機はハウスダストを吸い込むだけでなく、逆に撒き散らす事があります。その原因は、掃除機から出る排気にあります。 ハウスダストは非常に細かい粒子ですが、掃除機に吸い込まれる事で衝突を繰り返し、さらに小さな粒子になりえます。掃除機には排気口にフィルターがありますが、フィルターでは極小のハウスダストをとらえるのが難しく、どうしても排気中にハウスダストが含まれてしまいます。

さらに、ハウスダストは排気の勢い、さらに小さくなった事により空気中に蔓延しやすくなっており、ハウスダストによる症状が出やすくなる場合があります。

掃除機によって排気からハウスダストの出やすさが異なりますので、排気から出るハウスダストへの対策がしっかりされている掃除機であれば、掃除機の排気から出るハウスダストについて心配はありませんが、もし掃除機を使っていると皮膚のかゆみを感じたり、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、咳等の症状が出るのであれば、掃除機の排気から出るハウスダストが原因の可能性があります。

掃除機から出るハウスダスト対策

掃除機の排気を外に出す

掃除機から出る排気口を窓際に置いて、排気を室外に出すようにすれば、排気から出るハウスダストを外に逃がす事ができます。しかし、掃除機本体の移動が制限されるため、掃除できる場所が限られます。

掃除機によっては、排気用のホースが接続可能ですので、排気用ホースを活用する手段もあります。これなら、掃除機本体の移動可能な距離が広がります。

排気循環式の掃除機を使用する

たいていの掃除機は、吸い込み口から空気を吸い、排気しますが、排気循環式と呼ばれる仕組みを採用した掃除機は、排気した空気を吸い込み口から再度吸い、排気量を非常に少なくしています。全く排気しない訳ではありませんが、排気される空気の量をかなり抑えられるため、結果的に排気されるハウスダストの量も抑える事ができます。

しかし、排気循環式の掃除機は、仕組み上の理由で吸い込む力を上げる事が難しく、吸引力が弱いため、なかなかゴミを吸い切れなかったりして掃除に時間がかかるデメリットが生じます。

直接掃除機に関わる事以外に、掃除方法を見直す事も、掃除機の排気から出るハウスダスト対策につながります。

雑巾掛けを活用する

前時代的な掃除方法ですが、掃除機を使う前に雑巾掛けを行うと、かなりの量のハウスダストを撒き散らさずに取り除けます。

洗濯を活用する

ダニが繁殖しやすいシーツやマット等は、こまめに掃除機をかけておく事が大切ですが、こまめに洗濯をして清潔にしておく事も大切です。洗濯でダニの繁殖を抑えておけば、掃除機が吸い込むダニの量が減り、排気から出るハウスダスト(ダニの糞や死骸)も減らせます。

換気を行う

外の空気がきれいではない場合は控えた方が良いですが、掃除機を使っている時や使った後に換気を行う事で室内に蔓延したハウスダストを減らす事ができます。特に気密性の高い住宅では効果的です。