自宅に運び込まれた冷蔵庫の電源をつけるタイミング
最終更新日
2019年05月26日
冷蔵庫は、しばらく経ってから電源を入れるのが無難
新しく買った冷蔵庫や、引越しの際に運ばれてきた冷蔵庫が自宅に届いたとき、冷蔵庫の電源はすぐに入れない方が良いと、配達員の方や引越し業者の方に言われた事があるかと思います。その理由は、冷蔵庫の内部に存在する冷媒やオイルが、運ばれてきた事によって、内部で偏りが生じ、それらが通常状態に落ち着くまで時間がかかるので、電源はすぐ入れない方が良いからです。
しかし、最近の新しい冷蔵庫であれば、説明書にすぐに電源を入れても大丈夫と書いてある事が多いです。では、実際のところどうなのでしょうか。
どうやら、その答えは、冷蔵庫の運搬状況によるようです。冷蔵庫は冷媒が安定するまで電源を入れない方が良いのか否か? - GIGAZINEに書かれていますが、冷蔵庫を寝かせず垂直状態にしたまま運ばれてきた場合は、電源をすぐに入れても良く、途中で真横に寝かせた場合は、1〜2時間後に電源を入れた方が良いとのこと。
よって、冷蔵庫を運ぶときは、横ではなく縦にして運ぶのが望ましいと言われていますが、もし横にして運んだ場合は、電源をすぐにつけない方が良さそうです。しかし、私たち消費者は、冷蔵庫が運搬中に真横にされなかったか確認する事は難しいでしょう。よって、自宅に運ばれてきた冷蔵庫は、必ず1〜2時間おいてから、電源を入れるのが無難かもしれません。