家電製品の選び方と買い方

電気ポットのお湯は腐るのか

最終更新日 2016年05月05日

お湯は腐らないが、古いお湯にはデメリットあり

電気ポットを使用していると、お湯を長期保存できるのか気になったことはないでしょうか。古くなったお湯は捨てるのが良いと思われますが、せっかく温めたお湯を捨てるのはもったいないと感じる方もいると思います。

水は放置しておくと、細菌が繁殖し腐る事はよく知られていますが、お湯なら高温なので細菌は死滅し繁殖する事はなく、腐る事はないと考えられます。

しかし、余ったお湯を電気ポットに保存したままにすると、電気ポットの内側が汚れやすくなったりするデメリットが発生します。

古いお湯は、電気ポットの汚れにつながる

水を沸騰させたお湯をよく見てみると、白いものが沈殿していたり、浮遊したりしている事に気づくと思います。これは沸騰させた事によって、水に含まれるミネラルが析出したものであり、また冷やしても水に溶けにくいです。

お湯を交換しなかったり、余った少量のお湯に水を注ぎ足すと、析出したミネラルが電気ポットの内側に付着し汚れやすくなります。また、お湯の濁りの原因にもなり、そのようなお湯を飲む事は気持ちが良いものではないでしょう。

電気ポットの内側を清潔に保つためにも、余ったお湯は定期的に一度捨てるのが理想的です。

一度冷まして沸騰させたお湯は危険か

睡眠中など、長時間お湯を利用しないときは、電気ポットの電源を切り、お湯を使用するときにまた沸騰させれば、電気代と水道代の節約になると思われます。

しかし、一度は冷ましたので、お湯が冷たい水になっている間に、細菌が多少繁殖している状態になっているでしょう。また、水道水に含まれていた塩素などが抜け、細菌が繁殖しやすい状態になっています。ですが、再沸騰させた事により、たとえ細菌が繁殖していたとしても死滅してしまうと考えられますので安全だと考えられます。しかし、これを繰り返すと死滅した細菌が増え、あまり衛生的とは言えないでしょう。

水は1〜2週間で腐ると言われていることから、数日冷ました状態の水を沸騰させたお湯は安全でしょうが、1週間以上冷ました状態の水を沸騰させたものは、健康に良くないと考えられます。

お湯の入れ換え期間の目安は

電気ポットの取扱説明書や、製造メーカーのウェブサイトを見てみると、1日ごとに中身の水を入れ換える事が推奨されている事が多いです。新鮮なお湯を飲むためにも、1日ごとに余ったお湯は捨て、新しい水を使うのが望ましいでしょう。