電気ポットの中はなぜ汚れるのか
最終更新日
2019年05月26日
電気ポットの汚れは、水に含まれる不純物が原因
電気ポットを使用し続けていると、徐々に中の側面が白く汚れてくる事に気づくと思います。きれいな水を利用すれば電気ポットの中は汚れないのではと思われますが、水はミネラルなど、わずかに不純物を含んでおり、それが電気ポットの中の側面に付着し、汚れとなってしまいます。電気ポットの汚れは健康に悪いのか
電気ポットの汚れは、結局は水に含まれていたものなので、健康に害はありません。しかし、電気ポットが汚れていると、気持ちが良いものではありません。また、汚れが電気ポットの詰まりの原因となる可能性があります。電気ポットの汚れをとる方法
電気ポットの汚れは、クエン酸を溶かしたお湯で行う方法が一般的です。クエン酸は、電気ポット関連商品を扱うショップや、ホームセンター、雑貨店などで売られており、価格が安いものです。一方、たわしなどでこすって汚れを落とす方法は好ましくありません。なぜなら、電気ポットの内側には、錆を防ぐためにメッキが施されており、こするとそのメッキがはがれてしまい、錆の発生につながります。錆自体は健康に害は無いと言われていますが、メッキがはがれた結果露出した金属が水に溶け出し、それが害になる恐れは無視できません。
クエン酸などを利用しても、電気ポットの汚れを完全に落とす事はなかなか難しいので、こすって落としたいところですが、汚れが残るのは仕方ないと妥協し、電気ポットの内側を傷つけないようにする事が重要です。