家電製品の選び方と買い方

延長コードが熱くなるが使い続けても問題ないのか

最終更新日 2018年10月19日

触れないほど熱いなら即使用中止

延長コードに電流が流れると熱が発生するため、延長コードの表面温度は上昇しますので、使用中の延長コードは温かくなります。

もし触れないほど熱くなっているなら、異常発熱している可能性がありますので、すぐに使用を中止する方が良いです。そのまま使い続けると、火災につながる恐れがあります。

1000Wを超えずに人肌以上の温度になるほど熱いなら使用中止

触れないほどではないが、人肌以上の温度になるほど熱い場合、使用を中止する方が良いのか判断は難しいところです。

延長コードに流れる電流が大きいほど発熱量も大きくなりますので、消費電力が大きい家電製品を使っているなら、人肌以上の温度になってもおかしくはありません。

ただし、1000Wを超えていないのに人肌以上の温度になるほど熱くなっているなら、異常発熱している可能性がありますので、すぐに使用を中止する方が良いです。そのまま使い続けると、火災につながる恐れがあります。

定格容量近くになると人肌を大きく超えるほど熱いなら使用中止

延長コードは、たいてい定格容量は1500Wですが、1000Wを超えて定格容量近くになると、人肌以上の温度になるほど熱くなる場合があります。製品によっては触れないほどではありませんが、人肌を大きく超えて相当熱く感じるほど高温になります。

人肌を大きく超えている場合、そのまま使い続けても安全かもしれませんが、使用中止を強く推奨します。

延長コードには多数の製品がありますが、1000Wを超えて定格容量近くになると人肌を大きく超える製品は、定格容量を超えてなくても定格容量に近い状態での使用には不向きと思われます。

延長コードも経年劣化しますが、高温になるほど劣化が進みますので、人肌を大きく超えてしまう製品は、短期間で主に熱劣化が原因による発火や感電につながる可能性が高いです。

定格容量に近い状態で使用しても、人肌と同じくらいか人肌以下にまでしか温度が上昇しない製品もありますので、そのような製品を見つけて使う方が良いです。