こたつで寝ると風邪をひきやすいのか
最終更新日
2018年10月19日
こたつで寝ると風邪をひくのは本当?
私は、子供の頃こたつで寝てしまう、または寝ようとしていると、親から風邪をひくからこたつで寝るのはやめなさいとよく言われましたが、同様な事を言われた経験がある方は多いと思います。ところで、こたつは暖かいので、寝ていても特に体に悪影響は無いだろうと思ってしまい、ついついこたつで寝てしまう方も多いと思います。しかし、こたつで寝ると風邪をひいてしまう恐れを説明する理由はあります。こたつで寝る事は大変気持ちが良いものですが、健康管理をしっかりと考えるのであれば、こたつで寝る事は控えておくのが望ましいです。
こたつで寝ると風邪をひいてしまう理由
こたつで寝ると風邪をひいてしまう理由をネット上で探してみると、いろんな意見が見られます。しかし、人によって意見に若干の相違があったり、断定を避けていたりする意見も珍しくありません。よって、とりあえずここでは、よく言われるこたつで寝ると風邪をひいてしまう理由をあげてみたいと思います。体温より高い温度環境で寝ると体にストレスがかかるから風邪につながるのか
〜医療最前線〜にての医師へのインタビュー内容がまとめられた記事が掲載されていますが、その後半にこたつで寝ると風邪をひきやすくなるのかについての、医師による回答が載っています。それによると、人は寝ると体温が下がりますが、電気こたつは体温より高い熱を放出するため、これが人体にストレスを与え、風邪につながる恐れがあるかもしれないとの事です。人は寒いところで寝るのは明らかによくない事ですが、暖かすぎるところで寝るのもよくないのかもしれません。風邪に関するQ&A|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリックでも同様な見解が見られますが、人は、起きているときよりも、寝ているときに体温が低い方が熟睡できるそうで、こたつによってこの体温が下がらず、熟睡できない事により疲れが生じ、風邪にかかりやすくなってしまうそうです。
こたつで寝るとかいてしまう不必要な汗が風邪の原因か
こたつで寝ると風邪をひくのはナゼ? - [50代からの健康法]All Aboutにて、こたつで寝ると風邪をひいてしまう幾つかの考えが掲載されていますが、その一つに、こたつで寝るとかく汗があげられています。記事によると、こたつで寝ると、こたつから出る熱によって足の血行がよくなって不必要な汗をかいてしまい、この汗の気化によって体温を奪われ、さらに乾燥したのどや鼻の粘膜からウイルスが侵入してしまいやすくなってしまうとのことです。
たしかにこたつで寝てしまうと、のどが渇いたと感じますし、のどや鼻の粘膜は風邪のウイルスを防ぐ重要な防壁なので、こたつで寝ると汗をかき水分を失い、のどや鼻が乾燥することで風邪にかかりやすくなる考えは一理あるでしょう。