家電製品の選び方と買い方

エアコンを壁に埋め込むのは良くない?

最終更新日 2019年06月06日

エアコンを壁に埋め込むのは良くないのか

「エアコン隠し」は厳禁 床暖房にも熱ロスの弱点  :日本経済新聞 には、和室にて壁にガラリを設けてエアコン室内機を押し込んでしまったケースいついて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2015年12月23日)
見た目はスッキリであるが、これで暖房をすると空気は下に吹き出せず、暖かい(軽い)空気が上に滞留するだけで、全く暖まらない(図2)。暖房をきちんと行うためには、エアコンの屋内機は「飛び出さざるを得ない」のである。
壁に埋め込まないエアコン室内機の風向きを真横にするとわかりますが、暖かい空気が天井付近にたまってしまい、お部屋全体がよく暖まりません。

エアコンを壁に埋め込むと同様なことが起きるようですが、記事に出てきた壁に埋め込むエアコンは真横にのみ温風が出る製品ですので、風向きを制御できる製品を導入すればよく暖まると考えられます。

壁に埋め込むタイプかつ風向き制御ありのエアコンがある部屋に入ったことがありますが、よく暖まっていました。他の暖房器具はなく、サーキュレーター等の空気を循環させる家電製品はなかったです。

壁埋め込みタイプかつ風向き制御なしのエアコンを設置済みであれば、サーキュレーターを使って空気を循環させてみると良いです。