エアコンのドレン水は植物にとって有害?無害?
最終更新日
2019年06月11日
エアコンのドレン水は植物にとって有害なのか無害なのか
エアコン暖房時期の水について│新着情報│エアコン工事.NET
には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2016年12月22日)
一方、エアコンのドレン水は基本的に有害なものではないと書かれている記事も見られます。
エアコンの室外機はどれだけ不衛生か? | 世界の水事情 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2013年7月19日)
もしくはエアコンのドレン水を植物の水やりに使い、どのような影響が出るのか調べる方法でもわかると思います。
以前お伺いしたお客様で、エアコンの排水を利用して植栽に水を撒いている方がおりました。発想としては水の再利用でエコなのですが、おやめ下さい。植物が枯れてしまいます。。。 (エアコンの排水には微量の金属成分が含まれています)エアコンのドレンホースから出る水は植木にやらないで! | 業務用エアコン工事・空調部品販売のクールストア【高野商店】 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
「ドレンホースからポタポタ出てくる水を、植木鉢や植え込みの植物にやってはだめですよ」以上いろいろな記事を見てきましたが、エアコンのドレン水には微量の金属成分、カビやバクテリア等が含まれており、植物にとって有害のようです。
エアコンからの排水(ドレン)には、エアコン内に付着した汚れについたカビやバクテリアなどが含まれています。 わずかな金属の成分が含まれることもあります。
一方、エアコンのドレン水は基本的に有害なものではないと書かれている記事も見られます。
エアコンの室外機はどれだけ不衛生か? | 世界の水事情 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2013年7月19日)
衛生面に配慮して、エアコンのコイルには飲料水の配管のように銅が使われている。たとえホコリだらけでも、見た目より衛生的であることもある。銅の過剰摂取は有害であるが、排水のミネラル含有量は低いとされている。エアコンのドレン水は植物にとって有害なのか無害なのか、これはもうドレン水に含まれる金属成分の量、カビやバクテリアの量等を調べ、植物にとって有害な量が含まれているのか調べてみないとわからないと思います。
(略)
ただし、このホースの構造により、中に水分が残ることも少なくない。そこは、有害なバクテリアの温床となる。これが原因となった病気には「レジオネラ菌病」があり、1976年にフィラデルフィアのホテルに滞在中の集団がこの菌による肺炎にかかり34名が亡くなった。
(略)
とはいえ、レジオネラ菌はホテルに設置されているような大規模なエアコンの冷却塔で繁殖することが確認されており、家庭用の小さなものではまず繁殖しない。家庭用のものではコイルから滴り落ちる水も、使用中は絶えず流れ出ているので、排水ホースから出てくる水が致命的な病を引き起こすほど有害であることはまずない。この点からすれば、きちんと手入れされた環境であれば、不適切な管理方法で保存されていた飲料水の方が有害なバクテリアや菌を有している可能性の方が高くなる。
リスクをあえて冒す必要はないため、わざわざ水に触れる必要もないが、植物の水やりや打ち水に使用するのは排水のいい有効活用法と言える。
もしくはエアコンのドレン水を植物の水やりに使い、どのような影響が出るのか調べる方法でもわかると思います。