家電製品の選び方と買い方

保証とサービス

最終更新日 2018年10月19日

家電製品の故障

たいていのメーカーの家電製品は非常に丈夫で、10年以上も故障無しで使えるのも珍しくありません。しかし、元々は人間が作ったものですから、わずかですが故障の確率はあります。

特に当たり外れの差が大きく、大半の家電製品は当たりであり、何年も故障せずに使えるものですが、わずかに市場に出回ってしまっている外れを購入してしまうと、使用から1年未満で故障したりと、購入してから短期間で正常に使用できなくなってしまいます。

家電製品の進化

昔と比べたら家電製品の製品技術は格段に進化しています。その分故障する確率も減りますが、今の家電製品はデジタル化に伴い、電子デバイス等の様々な精密部品を搭載しています。よって、これら精密部品1つでも上手く作動しないと、製品として使えないこともあります。よって家電製品は故障とはまだ無縁とはいえません。

保証期間

メーカー保証

故障したらたいていはメーカー等に修理を頼むことになります。そこで大事なのが故障したとき保証期間内であるかです。保証期間内なら無料ですが、そうでないと家電製品によっては数万円かかることもあります。よって、保証期間内を過ぎてから修理をする場合、修理にかかる費用と、新規に購入する費用と比較し、修理して使い続けた方が良いのか、それとも新規に購入した方が良いのか、慎重に判断する必要があります。

家電製品を購入すると、まずメーカー保証として必ず1年保証期間がついています。これは製造過程等よりの初期不良による故障の発生期間が、約1年以内である事が多い等の理由によります。ただし、中古の家電製品には、メーカー保証が付かない事が多いです。

延長保証

最近の家電製品は、延長保証制度が適用できる場合が多いです。これは、主に家電製品の販売店が行っている保証制度で、販売店によって保証内容が異なりますが、例えば購入金額の5%払う、または販売店の会員になり年会費を払う等により延長保証期間が延びるものです。保証期間は、延長されて、購入してから3年、または5年が多いです。それほど負担でなければ延長保証に入っておいた方が無難です。

保証対象外

保証期間内であるのに、修理費がかかる場合があります。それは家電製品の消耗品の劣化等による故障の場合です。主に過度の使用や、結構使用年数が経った場合発生します。しかし、保証期間内であれば、通常より安く修理してもらえることがあります。

また自分の不注意による故障、天災による故障も保証対象外となる場合が多いです。、よって、修理は保証期間内であっても、有料となります。しかし、ユーザーの過失、天災等による故障でも、修理が無料となる保証制度もありますが、たいていはそのような保証に入る料金はやや高めで、このような保証制度を導入している販売店は、少ない方です。

サービス

販売店によりサービス内容が結構違います。代表的なものに次のようなサービスがあります。

サービス
送料無料 大きくて重い家電製品は、自宅まで配送してもらうのが一般的です。送料無料だとありがたいです。また、大型家電製品の送料は、結構高い事が多く、できるだけ安く購入したい場合は、送料も含めて家電製品の価格の比較を行う必要があります。
工事費無料
または割引
工事費無料は、なかなか見られないですが、割引サービスは結構多くのショップが行っています。特にエアコン等は、工事費が1万円以上はします。もしこれが無料なら大変お得です。

エアコン等の工事がほぼ必ず必要な家電製品を販売するショップによっては、自動で工事サービスが付かない場合がありますので注意が必要です。そのようなショップの場合、 家電量販店では、お店の店員が工事についてたずねてくると思うので、あまり心配はいりませんが、オンラインショップの場合、工事を申し込むときは、商品ページに用意されている選択項目を選ぶ必要があり、見落としてしまう可能性がありますので注意が必要です。
修理時の出張費と
往復配送料、
レンタル貸し出し料等
家電製品が故障したら、サービスマンを呼んでみてもらいます。このときかかる出張費は保証期間内であれば無料である事が多いです。

またもし工場で修理しなければならないなら、工場までの送料や、その間の代理となる家電製品の貸し出し料が発生します。販売店によっては無料としている場合があります。

販売店によってサービス内容は違うものです。価格が高いところでも、価格が安いところと比べたら手厚いサービス内容がつくことも多いです。価格だけにとらわれず、販売店のサービス内容もみてみましょう。