家電製品の選び方と買い方

火災警報器の選び方

最終更新日 2016年05月03日

火災警報器とは

火災警報器とは、熱や煙にセンサーが反応し、音や光で警報する機器です。火災が起きた場合は、迅速な対応が求められますが、火災事故の死亡原因の多くは、逃げ遅れと言われています。よって、少しでも早く火災に気づくためにも、火災警報器の重要性は高く、今では各自治体で火災警報器の設置が義務化されています。

火災警報器設置の義務化

平成18年6月1日から、新築住宅には火災警報器を設置する事が義務となっています。既存の住宅では平成20年6月1日から平成23年6月1日までの間に、設置する事が義務となっています。既存住宅の設置期日は、各自治体によって異なります。

総務省消防庁にて、設置義務化開始年別マップが公開されており、自分が住んでいる市町村では、いつから義務化されているのかすぐに確認できます。

火災警報器の設置場所

火災警報器の設置場所は、各自治体によって決められています。自分で火災警報器を用意するのであれば、事前に設置場所を調べ、幾つ火災警報器が必要なのか知る必要があります。

社団法人 日本火災報知機工業会では、各自治体で決められている設置箇所が詳しく掲載されていますので、自分が住んでいる市町村では、どこの火災警報器を設置する事になっているのか、すぐに確認できます。

スペックの見方

火災警報器は、家電量販店やホームセンター、オンラインショップなどで売られており、簡単に入手できます。どの火災警報器も同じような仕様になっていますが、選ぶときは以下のような点を見ておく必要があります。

電源コンセント、または乾電池を利用するのか

火災警報器には、電力を電源コンセントから得るものと、乾電池から得るものがあります。電源コンセントを利用するタイプだと、電池切れの心配はありませんが、火災警報器の設置を前提として設計されなかった住宅の場合、設置に工事が必要となる場合が多いです。

乾電池を使用するタイプは、定期的に乾電池の交換が必要ですが、設置が簡単です。また、定期的に乾電池の交換が必要といっても、たいていの火災警報器の電池寿命は数年であり、電池寿命は10年といった火災警報器も珍しくないため、そのような火災警報器を選べば、電池交換の面倒さはありません。また、電池切れは気づきにくいため、電池切れになったらお知らせしてくれる機能が付いた火災警報器だと便利です。

何に反応するのか

火災警報器のセンサーには、熱に反応するものと、煙に反応するものがあります。火災が起きると、まずは大量の煙が発生するため、煙に反応する方が安全性が高いですが、魚や肉を焼くときに発生する煙によって誤作動が起きやすい事があります。よって、設置場所(台所など)によっては、熱に反応するセンサー付きの火災警報器が適しています。

より安全を意識した火災警報器の中には、一酸化炭素に反応するセンサーを搭載したモデルもあります。一酸化炭素は猛毒であり、石油やガスを利用する暖房器具などが不完全燃焼を起こすと発生します。火災の場合では、一酸化炭素がまず充満するケースがありますので、一酸化炭素に反応する火災警報器があれば、より危険性を察知しやすくなります。

警報機能

たいていの火災警報器は、警告音が鳴る警報機能が付いていますが、光で警報する機能が付いた火災警報器もあります。これは、耳の不自由な方などにとって便利です。